映画『ビッグ・ウェンズデー』で特に有名な
ジャン=マイケル・ヴィンセントの訃報を聞いて・・・
なんだか波がくだけていく音がして・・・
ユーミンがブレッド&バターさんに提供された『あの頃のまま』が聴こえてきました。
映画『ビッグ・ウェンズデー』の世界と『あの頃のまま』の世界は、私の中では、40年間ずっとリンクしています。
若者の青春群像をベトナム戦争の時期も挟み長めに描いているので、
始まりの年代設定が全く同じ『アメリカン・グラフィティ』とは違って、もう少し大人までの青春群像。
ジャン=マイケル・ヴィンセントの晩年が皮肉にもこの『ビッグ・ウェンズデー』とも重なったイメージになってしまったんだな…と、しみじみ思いました。
訃報のニュースの題が『ビッグ・ウェンズデー』の俳優・・・って・・・
時の流れを感じて・・・寂しい気持ちになりました。
彼はこの作品だけでも、その存在を忘れない俳優。
そして、社会現象。
1979年のこの映画の公開があって、サーフィン・ブームはディスコやファッションにいたるまで凄かった…。
海・・・永井博さんや鈴木英人さんのイラストの世界観がこれに続いた感じです。
『平成』という30年間、日本に戦争がなかったことにも感謝。
いろいろな感情がわき起こったニュースでした。
いつの間にか…あの頃の海が自分からも遠くなって・・・
憧れの世界を追って、夢をもっている若い世代へのバトンタッチ・・・
『ビッグ・ウェンズデー』という映画もそんな映画でした。
さて明日は、夜20時から『クリス松村の「いい音楽あります!」』(ラジオ日本)の放送があります。
1982年3月の邦楽洋楽をお楽しみいただきます。
ラジコ、スマートフォンでも日本全国お楽しみいただけます。
放送をお楽しみに!
皆様、また明日!!