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『アカデミー賞』決まりましたね。





どれもこれも見たい!と思う作品ばかりです。





外国語映画賞は残念でしたが、日本映画は一時期、ウィナーという結果が続いていました。





まだ外国語映画賞という形ではなく名誉賞とか特別賞と呼ばれていた時代。





51年『巴里のアメリカ人』が作品賞の時、『羅生門』(黒澤明監督)、第二次世界対戦が終わって6年…の時。





54年『波止場』が作品賞の時、『地獄門』(衣笠貞之助監督)





55年『マーティ』が作品賞の時、『宮本武蔵』(稲垣浩監督)





そして『おくりびと』(滝田洋二郎監督)。





もし、数ある外国語映画賞の中からひとつ好きな作品を選ぶとしたら、





私は、89年の『ニュー・シネマ・パラダイス』(ジュゼッペ・トルナトーレ監督)を選びます。





これは、何度も何度も見た名作です。





アカデミー作品賞は・・・選ぶのが困難ですけれど・・・1939年の『風と共に去りぬ』を選びます。





ストーリーはもちろん、好きな場面が多すぎます。





贅沢な超大作カラー作品。





圧倒的な美しさのヴィヴアン・リー演じるスカーレットが最高!





昔の映画のほうが贅沢な作り方でしたね。





CGは、これを上回れないでしょう。CGって個人的感想ですが空気感が同じなんですよね…。





新しい世界も大切にしなから、昔の映画も若い方々には見てほしいな…。





私もそうやって、見てきましたから。





古い名作は、学生向けに、安く安く、見せてあげたいものです。





ちなみに、今から90年前の作品賞が、初めての音ありのトーキー・ミュージカル『ブロードウェイ・メロディ』です。





それまでは音なしのサイレント映画だったわけですから、映画史の90年を振り返るのも楽しいですよ。





そう言われても・・・





という方は、私がいつもオススメしている『ザッツ・エンターテイメント』をご覧ください!





私も振り返りは、この映画がスタートでした。





また、後ほど。