偶然、歴史の節目に | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
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知らないで行っていました・・・





今年の1月5日にロンドンで『42nd Street』を観劇してリポートしましたが、





あれ・・・最終公演で、劇場自体がリノベーションのため2020年まで閉館ということを今、知りました。





ドルリー・レーン劇場。





1663年から355年の歴史ある王立劇場。





2度焼失していますが、今の劇場は4代目で、1812年に建築されたものです。





4代目でも現在までで、築206年の歴史ある建物!!





日本では、考えられません。





なるほど・・・だからテレビのカメラが入っていたんだ・・・





超激混み・・・などとリポートしていましたが、





こんな肝心な部分のリポートが抜けていました。(笑)





えー・・・この事実を知って今さら感動2倍!





あー・・・劇場内の独特な通路とかバーとか・・・座席とか…いろいろ・・・写しておけば良かった…。





でも、身動きもとれないぐらいの激混みでそんな余裕もなかったわけですが、





マチネ公演でも、全身スパンコールのドレスのお客様がバルコニー席にいらしたりして・・・独特な雰囲気だったのは・・・そういうことだったのか・・・





日本は平成の終わりですが、ロンドンで最古の劇場もリノベーション。





やっと取れたチケットは、センター席の良い席ではありましたが、ミュージカルとしてはどうりで高額だったわけだ・・・





自分の名前の入ったチケットは宝物になりそうです。





この日に最初に予約していたのは『Tina』のほうだったのですが、





チケット手配ミスで日程変更して、こうなったんですよね・・・。





小さなドラマ、偶然の出来事、しかも知らないで取って行っているって・・・面白いことです。





日本では、一行のニュースにも一切ならないことですが、行けて良かったです。





あっ・・・劇場の天井の写真は写していました!





築206年の歴史ある建物の天井、リノベーション前の最後の姿。





この劇場ではない劇場で観劇中にたくさんのネズミの洗礼も今年は受けましたが、





歴史ある劇場、ステージとオーケストラピットと客席が近い劇場は、すべて素晴らしい!





歴史ある劇場での上演ということは、どんな名演出家も出せない大切な味つけなんです。





日本も劇場街が出来て、こんな劇場が生まれるといいな・・・。





さて、間もなく夜20時からは『クリス松村の「いい音楽あります!」』(ラジオ日本)の放送があります。





今宵は、1985年1月の邦楽洋楽をお楽しみいただきます。





先週に引き続き、わかりやすい選曲でまとめようと思います。





ラジコ、スマートフォンでも日本全国お楽しみいただけます。





放送をお楽しみに!





また、後ほど。