本当は苦手な運動 | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
体育の日・・・なので運動の話。





私は、20年間、エアロビクスのインストラクターをしていましたが、今はしていません。





正直・・・疲れてしまった・・・というのが本音です。





体力的な理由ではありません。





エアロビクスのインストラクターだから・・・運動神経がいい…と言われ続けることに疲れてしまったんです。





違うんですよね・・・関係ないんですよね・・・運動神経とは。





違います!違うんです!インストラクターだから運動神経がいいわけじゃない!





何回、説明しても誰もわかってくれない。(笑)





インストラクターなのに・・・と…どんなスポーツでも言われてしまうという悲劇。





運動は楽しくても、そういう目線で言われると・・・苦手意識が勝ってしまいます・・・。





エアロビクスを教えるのは少しは(笑)上手でも・・・運動は苦手なままなんです。





運動の苦手意識は、小さい頃からずっとありました。





最初の苦手意識は、海外から日本に帰った時。





野球についていけないところから始まります。





野球のない国ばかり転々としていましたが、帰国したら、男の子たちは、





リーリーリー・・・とか言って野球を楽しんでいる・・・キャッチボールも出来ない自分。





自尊心の強い子供で(笑)その時点から集団運動が大の苦手になりました。





だからこその運動が出来ることへの憧れ・・・があったんです。





で、苦手意識を克服するために体育委員になって高校卒業までこれを続けました。





我ながら…涙ぐましい努力。(笑)





でも・・・運動神経がよくなるわけではないわけで、





やはり集団運動は大の苦手。





その先にあったのがエアロビクス。





もともとはダイエット目的でしたが、自分が出来る得意なことを見つけてしまったんです。





誰よりも綺麗に動く…ということ。





その自信は、2~3000人ぐらい参加の全日本エアロビクスコンテストで、いきなり決勝まですすんだ時にうまれました。





その時は、スポーツクラブでエアロビクスを習いはじめて3ヶ月の時。





それなのに決勝・・・決勝に選ばれた男子は3人だけでした。





選ばれたのは、体力があって、綺麗に動けたから。





私は、広告代理店のサラリーマン。





そこから、20年、結果的にエアロビクスを教えることになったんです。





でも運動神経がいいわけではありません。





かけっこ・・・インストラクターなのに何で遅いの?





野球・・・インストラクターなのになんで出来ないの・・・





説明しても説明しても・・・こんな具合。(笑)





運動と自分を切り離したくなって・・・今。





体操とかフィギュアスケートとか、好きなスポーツがそういうものになるのも、理由があるわけです。





個人競技だったら、出来ても出来なくても基本的には自分の責任。





良い結果でも悪い結果でも自分がよくわかります。





野球もサッカーも見るのは好きです。





でもやるのはノー。





ちなみにダンスも大好きですが、集団で踊るのを自分がやるのはダメ。(笑)






一度、いろいろ疲れてしまったけれど、好きな運動はあるわけですから、また自分のペースで楽しくはじめられればなーと思う体育の日です。





また、後ほど。