今日、ドキッとしたニュース。
文化勲章も受章された、フランス文学者の桑原武夫さんが残された蔵書約1万冊が・・・
廃棄された・・・というニュース。
亡くなられた時に京都市に寄贈されたそうですが、
閲覧回数?が少ない本として全て廃棄・・・。
貴重な二度と手に入らないような本もあるとか…。
しかも・・・ご遺族に無断で職員が廃棄したとか・・・。
たいへん、ショッキングなニュースです。
私は、フランス文学は全くわかりませんが、
ゾッとするお話です。
こうして、世の中の貴重な財産は、どんどん姿ん消してゆくんだな・・・と痛感しました。
事情があるなら…少なくとも、ご遺族と相談するべきですし、
1万冊全てまとめて廃棄しなければいけない・・・という考え方も全く理解できませんね・・・。
それを欲しいと思う研究者やコレクターの方もいらっしゃったはず。
引き継いだからには、紡ぐ責任あるのではないでしょうか?
廃棄という選択をした関係の方々は、こういうお仕事に携わる資質は・・・ないと思われます。
先ほども申しましたとおり、私は、フランス文学はわかりませんが、
自分が興味ある分野だったらと思うと・・・鳥肌がたちます。
廃棄を決定した方、実行した方・・・関わった方々・・・誰も疑問をもたなかったとは・・・。
どういういきさつで廃棄に至ったのかは、徹底的に調査すべき案件だと思います。
廃棄された現物は二度と戻りません。
さて、明日は「4時も!シブ5時」(NHK総合)の生放送があります。
明日は、ロボットもテーマに取り上げます。
放送をお楽しみに!
皆様、また明日!!