アルバイト、契約、社員・・・
今、労働時間、雇用条件、ノルマのことまで・・・いろいろ取り沙汰されていますが、
私、今、報道されている労働条件の大問題なことは全て経験してきたな・・・
そう思いかえしています。
最新のニュースでは、商品販売のノルマ・・・ですが(会社は否定)、
これは複数のスポーツクラブで私がいた時代にはありました。
私は、エアロビクスだけを教える契約のはずですが・・・
自分に全く関係のないスポーツクラブの販売物を売らされる・・・。
しかも、レッスン中にコマーシャルし、誰が販売した結果なのかわかるように、
ハンコやサインもしなくてはいけなく、それも含めてレッスンの評価というめちゃくちゃな内容。
他の案件でしたが、事務所には、全インストラクターの名前の販売棒グラフ・・・なんてこともありました。
バッカバカしいでしょ。(笑)
そもそも「業務委託」という契約なので、病欠の場合、自分のレッスンでケガ人が出た場合は、
クラブの責任ではなく、基本的にはインストラクターの責任。
もちろん、レッスンに穴が空かないように病欠などの場合は自分で代わりを基本的には見つけるという契約です。
私の担当者が優しく、見つからない場合は何とかしてくれましたが…
穴が空いていたレッスンもありましたね・・・。
賃金から引かれるなんて、そんなことはありませんでしたが。
だから、契約内容はとってもシビア。
雇用から業務委託という流れは90年代に一斉に動きましたね。
広告代理店にも勤めていたわけですが、もう四半世紀も前の話です。
♪24時間たたかえますか ビジネスマン♪
なんて歌が大ヒットしていた時代。
今だったら・・・人によっては許せないと思う方々もいらっしゃるかもしれない内容ですが(笑)、
1日2時間睡眠は半年ぐらい毎日でした。
予備校担当だったので、受験シーズンはそんな感じ。
その結果・・・ストレスで3年間で85kgまで体重が増え、結果・・・退職したわけです。
しかしながら、その後も広告代理店の方々とはおつきあいもあります。
こんな○○に誰がしたー
なんて気持ちも全くありません。
つまり・・・「ふざけるな!」という思いはあったものの、これらのことは個人的には何とも思っていないのでしょう。
たぶん・・・私・・・マゾなのかも…。(笑)
自分に与えられるお金、お給料がどこから出るのか・・・
そのために自分はどうしたら良いのか・・・
ということを当時から考えていたからだと思います。
もちろん、これは、あくまで個人的な感じ方です。
この思考回路には元があるんですよね。
学生時代・・・
私が、時給420円のフライドチキン屋さんのバイトをして得たお金で購入したセーターがあったんです。
ところがね・・・それを見た父親は「何だ!そのセーターは!」とお気に召さなかったんですよ。(笑)
それで、私は
「自分が働いたお金で買ったものです!」って言い返しました。
ところが・・・
「あなたは、学校の学費を払っているのですか?」
「毎日、食べたり飲んだりしているお金は誰のものですか?」
と、そう言われたんです。
シメに「自分のお金で買ったと主張するなら、学費も食費も住まいも全て自分で払ってから物を言いなさい!」
もう・・・何も言えませんでした。
厳しい・・・とは思ったものの納得したんでしょうね。
この話は私の著作本には書きませんでしたが、いろいろいろいろあります。(笑)
だから、私のコレクションを全て捨てられた時にも何も言えませんでした。
本当はかなりの問題ですけれど、
父親からすれば自分の住まいに間借りしてる住人の権利はない!物申す資格はない!
ということなのでしょう。
それで、独り暮らしが始まったわけです。
働くことは大切なことです。
労働力は国にとって、今、あらゆる問題にもつながってきていますから。
アメリカのことだって、ヨーロッパのことだって、明日は我が身。
また、論文みたいに長くなりそうなのでやめますが(笑)、
日本の労働環境、働くという基本的な考え方をもっと深く話し合う良いチャンスではないでしょうか?
雇う側の意見、主張ももっと聞いてみたい気がします。
雇われる側も逃げないで意見を言うべきだと思いますし、
難民問題は別として、移民に頼る労働状況というものが生まれる前に日本はこのことをクリアにするべきです。
何で、外国人労働力が求められているのか・・・という現実を。
また、後ほど。