産経ニュース記事によると、
マイナンバー(国民総背番号制)を運営する地方公共団体情報システム機構が、
原因不明のシステム障害を起こしているサーバーの欠陥を知りながら、
また、同じ種類のサーバーを新たに導入し運用をはじめているとか・・・。
欠陥を知りながら同じ機械(サーバー)を購入して運用??
新しい機械は、現在のところ無償扱いですが、トラブルの原因は?
そこが知りたいです。
任意で申し込む個人番号カードの交付を急ぐあまりに、
根本的なトラブルの原因を曖昧にしたまま、とにかく運用を急ぐために、
リスクを無視して欠陥の機械を使い続けるという無謀な行為。
総務大臣の「早く!早く!」というトップダウン命令優先で、
問題があっても、誰も口を出せないということでしょうか?
大臣と現場との間にも人がたくさんいらっしゃいますからね・・・。
でも、問題は細かく報告しませんとね。
とにかく、国民の個人情報を扱う危機管理に対する姿勢が問われる無視出来ない案件です。
お金がない、人材確保が出来ないと言いながら、
あれこれ、一度に強引に進めすぎではないでしょうか?
何をそんなに急いでいるのか、全く理解出来ません。
こんな状態で、次から次へとマイナンバーに国民の守秘義務のある個人情報まで付けたしでヒモつけしようという考えも全く理解出来ません。
まずは、目先の基本的なことを完璧にこなしてからの話だと思いますが・・・。
通知カードの配達自体から予定どおりではなかったのですから。
既に見えている現実を見ていただきたい。
通知カードの配布を急げたのは、郵便局の皆様の努力のおかげ。
国は丸投げしているだけでは?
つまり、これからのセキュリティに関しても、郵便局の方々と同じ努力を各自治体、企業、個人がしなくてはいけないわけです。
丸投げされたことを管理する義務が増え、個人情報漏洩のリスクが広がっただけ。
便利なんて・・・
面倒なほうがいいです、個人情報なんですから!
とにかく、早く配ればいいという姿勢・・・私には理解出来ません。
国民全体で、マイナンバーのことに関しては監視したほうがよいと思います。
関係ない人はいないわけですから。
現在のところ、私が描いていた不安どおりのニュースばかりです。
これが、序章なんてことになりませんように!