お昼に恐ろしいニュースがテレビで報道されていました。
新しいウィルスによるサイバー攻撃相手の半分の標的は、
日本だそうです。
ID、パスワードなどを知らないうちに盗まれる恐れがあるそうです。
自宅とそれぞれの場所をつなぐインターネットでは、何かあっても自己責任もありますが、
マイナンバー(国民総背番号制)は、そうはいきません。
何をいつ、誰がどのように見ているかわかりませんし、
何処とどうつながって、そのつながりの空間の中に犯罪者が潜んでいてもわかりません。
また、一例ですが、大阪市の問題でもおわかりのとおり、役所の職員(188人!)が個人情報を不正に開き、本年3月に処分されていますが、
軽い処分で終わり。
処分の軽さが恐ろしい。
つまり扱うのは人間で恐いということです。
マイナンバーは、扱う人も誰なのかわからい問題であり、
結局、サイバー攻撃に対しても各会社、管理者が備えなければなりません。
どこかの会社がウィルスに侵され、それが広がる懸念が大いに考えられるような気が素人の私にはしますが・・・。
そもそも、大会社であろうが中小企業であろうが、
各会社がセキュリティに対する意識を同じレベルで持てるとはとても思えません。
しかし・・・そんなチェックもしないまま、それを各会社、管理者の責任とし、
なにがなんでも1月からスタートするだけではなく、
始まる前から「おみやげ」をたくさんつけようとしているのはナゼなのか?
ナゼ、急がなくてはならないのか?
おそらく目標がおありなんでしょう。
しかし、年金機構、オリンピック問題の責任の所在が不明という解答からも、
今後、マイナンバーにより起きうる情報漏洩の不安がよぎります。
システム構築費用に3000億とも言われるお金をかけ、
その後も毎月のように膨大な維持費をかけてまで、この未完成のマイナンバーを運営する理由は?
お金をかけるのには、理由があるはず。
税金逃れ、社会保障の不正受給、認知症対策に銀行の休眠口座対策のため・・・とある議員の方が、私に説明なさいましたが・・・
その対象の日本国民ってどのくらい?
手続きが簡単になる、不正がなくなる、公平になる・・・いいことよりも恐いデメリット。
私は、ネット銀行もやっていませんが、それは、ネット犯罪が増えていて恐いからです。
銀行の口座の紐つけは任意とおっしゃっているマイナンバー関係の方ですが、
任意だったら、やる意味がありません。
任意のことにお金をかけますか?
ものすごい矛盾。
つまり・・・見えてくるものがあるはずです。
もし、今後、我々が自分自身の銀行口座を守る方法がなくなり、
何かあった時に・・・どうなさるおつもりなんでしょう?
100%なんてありえない!とマイナンバー制度を作られた国会議員の方がおっしゃられていましたが、
運営前からそういう、情報漏洩は想定内というお答え。
そうですか・・・
責任は・・・会社?各機関?いったいどこに想定なさっているのでしょうか?
クレジットカード情報まで結びつける理由、
病院、医者の守秘義務がある診察結果、薬の処方までをどのように結びつけるのか?
不安だと思っている国民が、Yahoo!の意識調査でも9割を超えているのに、
説明責任の段階から不十分です。
頭の冴えない私ではありますが、未だにその私でも理解出来ない・・・
私が、とんだ勘違い野郎だったら、
関係者の方々はいくらでも私に説明出来る機会があったはずです。
一方的な説明ではなく、国民の疑問に答えるのは、国の義務だと思います。
私もマイナンバーそのものを反対しているわけではないので、そこはキチンと再度、申し上げておきます。
マイナンバーは、粛々とこのまま運用が始まると思いますが、
今、私がこのように運用前に申し上げているのは、大変重要なことだと思っています。
なぜクリスごときが・・・という問題ではないから申し上げているのです。
皆様も疑問をもったままではいけません。
わからないことは、どんどん各担当職員に聞いてみましょう!
既に彼らはエキスパートでなければならないのですから、
きっと何でもスッキリしたお答えをしてくださるはずですよ。
たらいまわしにはならないでしょう。
だって、もうマイナンバー配布まで1ヶ月なのですから。
また、後ほど。