AKB48さんの新曲「僕たちは戦わない」が、
たった1日で147万2千枚の売り上げを記録(オリコン)したそうです。
1日ですよ!たった1日!!
もちろん新記録!
最終的にこの勢いでいけば、昔風の積み重ね計算でいくと・・・2千万枚売れそうな勢い。
「およげ!たいやきくん/子門真人」さんの453万6千枚売った記録も来週には塗り替えられているかもしれません。
もう脱帽するしかない素晴らしい売上記録です。
ファンの皆様の結束力がなければ、実現出来ない夢の記録です。
ここで、AKB48さんが発売たった1日で追い越した昔の名曲たちのほんの一部をご紹介しましょう。
なお、()内は、この売上枚数を記録するまでに要した週数です。(1日ではありませんよ、最終的にかかった週数です)
●空と君のあいだに/ふぁいと!/中島みゆき 146.6万枚(35週間)
●サウスポー/ピンク・レディー 146万枚(29週間)
●ズルい女/シャ乱Q 145万枚(41週間)
●異邦人/久保田早紀 144万5千枚(25週間)
●北の宿から/都はるみ 143万5千枚(61週間)
●真夏の夜の夢/松任谷由実 143万2千枚(19週間)
●クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一 140万6千枚(14週間)
・・・(オリコン集計)
ほんの、ほんの一部、AKB48さんが1日で売上た枚数に近い枚数だけを抜粋しました。
もちろん、これらの曲は1日ではなく何ヵ月もかかっています。
もちろん、これより下にも「もう恋なんてしない」「I'm proud」「Don't wanna cry」「おもいで酒」「ルビーの指輪」「愛が生まれた日」「北国の春」「PIECE OF MY WISH」「魅せられて」「関白宣言」(122万7枚数)・・・・・・などたくさんの楽曲があります。
何ヵ月も何ヵ月もかかって、売り上げた昔のシングルの売上枚数もかすむようなAKB48さんの新記録!
時代は変わりました。
そして、売上枚数とそれに要した週数を見ても時代の流れがわかります。
つまり、今や売上枚数だけでは、昔のヒット曲とは同等に語れない部分も出てきたともいえますし、
このCDが売れないと言われる時代にこれだけ商品が売れるという素晴らしさを物語っていると言えるでしょう。
ウォークマンの時代から始まった、個人個人の歌の世界をこれからは、もっと尊重し重視する必要がますます出てきたような気がいたします。
これからは、オーダーメイド感覚の歌、商品作りがますます加速するでしょう。
歌番組も世代別、目的別にハッキリ分けた番組があってもいいと言える大記録だと私は感じました。
もう時代は、ずっとピンポイント・ヒットの時代。
街角を流れる歌・・・なんてただのノスタルジーだと笑われてしまいそうです。
素晴らしい新人アーティストもたくさん出てきている現在、
私もノスタルジーの世界だけではなく、しっかりと聴いていきたいと思います。