昨日、マイ・ナンバーのことを書いたブログでのコメントにありましたが、
日本人は、基本的におまかせ主義で技術とかではなく、倫理的なことを考えること、発言することが苦手な民族だと思います。
ふだんから考えていなければ、いざとなった時、発言出来る思考回路も発言力もあるわけがありません。
学校でも倫理の授業があると思いますが、極端なことを言えば、
先生の授業を全く聞かなくとも良い成績はとれるものです。
自分がそうでしたから。(笑)
何でもかんでも、ふだんから考えることが好きになるような家庭の教育が望まれますね。
たいへん、日本では難しいと思いますが・・・。
自分の思い通りいかなくても、考えることほど楽しいことはないはず。
しかし、インターネット、SNS文化は、これに逆行していて、考えることの上にない場合が多く見受けられるので、
特に義務教育、未成年の利用は、もう少し倫理教育を徹底したほうがよろしいですね。
若者の表現の自由が、最近の話題から取り上げれば、
イルカ問題、新国立競技場の問題、緊急事態宣言を憲法に加える問題、マイ・ナンバー運用前の疑問・・・などで盛り上れば、嬉しいのにな・・・
そういうことに疑問を持たないと、とても学問が得意という頭だけでは、世界に太刀打ちできないと思います。
これだけ、海外に行く日本人が増えているのに、とても不思議・・・。
日本の教育の一番の遅れは、英語よりもこういう点だと思います。
私は、当初からずっと申し上げていますが、
新国立競技場の建設計画変更は、大変な問題なのですよ。
最初から申し上げていますが、世界に対して恥ずかしいことです。
サッカーやコンサートを楽しみにしておられるはずの皆様が、
もっともっと、なぜこうなるのか・・・疑問をもっていただきたい。
「美しい日本」というコピーをかかげるなら、
世界に大プレゼンテーションをして、勝ち取ったオリンピック開催地の意味を、日本人の心意気を・・・問いたいです。
本来ならば、三流タレントにも満たない私が発言することではありません。
まずは、2020年東京オリンピック招致に向かわれたアスリートの皆様、ジャーナリストの皆様が、若者のパワーで文部科学省に疑問を投げかけるべきではないでしょうか。
オリンピックは、国民の税金を使って行われるものです。
招致に向かわれた方々、全員にこのことに対して、考えを示す義務があるのではないでしょうか。
猪瀬前都知事も、ここは発言されるべきだと考えますが・・・いかがでしょうか。
東京オリンピックは、日本を国民を元気にするんですよね?
元気、元気、勇気、勇気という言葉の安売りは、もうお止めになったほうがいいかもしれません。
まずは、2020年の東京オリンピック招致の先頭に立った皆様のご意見、お考えを頂戴したいと、私個人は考えますが・・・。