私の番組「クリス松村の注文の多いレコード店」に田原俊彦さんがいらしてくださって、
それで・・・久しぶりに昔あった「NAVレコード」のことを頭の中でリピートしています。
基本、アイドル専門のレコード会社。
今のような何でもあり的な環境ではありませんから、
1974年にこういうレコード会社が出来たことは、凄いことでした。
ちょっと例外的な方のレコードもありましたが・・・(笑)。
実は、トシちゃんは、このレコード会社最後の新人でした。
トシちゃんの「哀愁でいと」が、N-53という番号で、
このレコード会社は、N-55という番号でその歴史を終えます。
だから、トシちゃんが大きな打ち上げ花火をあげて終わったレコード会社なのです。
だって、トシちゃんが出てくるまでの86枚のシングル盤(NAの番号が33枚ある)、オリコンのベスト20にも1枚も入れなかったんですから・・・。
1年早く、トシちゃんがデビューしていれば・・・会社は存続…なんて思っていたものですが、
だからこそ、伝説的なレコード会社なのです。
このレコード会社のレコードを番号を見ながら集めるのに喜びを覚えていた私。(笑)
「おまえ、変態じゃないの」「暗いな」「バカじゃないの」・・・などと言われたものです。
そうそう…変態ですよ!なんて心では思っていましたが、
こういう変態的な趣味を続けてきて良かった・・・と思っています。
ちょっとでも…ぶれて、野球だのスポーツの方向にいっていたら・・・
きっと私には、何も残らなかったでしょう。(笑)
まあ、ここらへんは、著作本にも書いてありますが、
そのNAVレコード最後のトシちゃんからの番号の3枚。(1枚目の写真)
2枚目の写真は、最初の1枚と最後の1枚。
1号歌手、進藤典子さんは何と!14歳です!
荒川つとむさんの「銀河のロマンス」が、正式なレコード会社のラスト・シングルです。
しかし!この他にも超貴重な「DNシリーズ」が6枚だけ存在しています。
4曲入りのお得なコンパクト盤と言われたレコード。
岡田奈々さん(AKB48じゃありませんよ!(笑))、木之内みどりさんのみ。
つまり、このお二人は、このNAVレコードのスターだったことの証明です。
そのうちの1枚、木之内みどりさんの「刑事犬カール」サントラ盤は、未だに未CD化です。
あっ・・・またやってしまった・・・誰もついてこれない話題。
でも、これらのシングルは、興味のない方のところに行けば、すぐに廃棄処分でしょう。
物の価値なんて、そんなものです。
ウルトラマンのエレキング像の一部を破壊した方がいらっしゃるようですが、
ウルトラマンに興味のない方、ウルトラマンが社会に与えた影響、当時の空気感をご存知ない方には、
ただのわけのわからない怪獣の像・・・
なんでしょうね。
最近は、歴史的文化物、大衆的な文化物を傷つける人々がいるようですが、
勉強、道徳にプラスして、こういう部分の教育が、日本では必須だと思われます。
ただ・・・国立競技場の件もありますし、
ご立派な先頭に立つ方々が、まず国立競技場建設計画変更のことをどのように考えるかですが・・・。
「携帯電話はいらない」の切り捨て発言にしてもそうです。
新品CDを割る・・・なんて行為もありましたね。
いろいろなことが、物を大切にする心の教育に逆行しているのではないでしょうか?
それを大人が推奨しているように勘違いされていることもあるかもしれないとしたら・・・。
使い捨て・・・という考え方がトレンドのようになるのは、いかがなものかと思います。
これらは、大切なことで、
これからの子供達には、教えなければいけない最重要課題だと私は考えます。
しつこいですね。(笑)
このしつこさが私の長所でもあり、短所でもありますが・・・。(笑)
なんでも執念だと思いますよ・・・なんでも。
また、後ほど。