ルクセンブルクの男性のベッテル首相が、
男性と結婚したそうです。
つまり、同性結婚。
現職の首相の同性結婚。
素晴らしい、勇気がある行動だと思います。
なんて、うらやましい成熟した考え。
私も一昨年、ルクセンブルクに行きましたが、とてもキレイな国でした。(写真1、2)
選挙権・成人年齢が、18歳で飲酒は16歳から条件付きで認められている国です。
もちろん、日本とは違う文化なので、日本人と一緒にしてはいけません。
ルクセンブルクが今、どういう文化で若者からお年寄りまでが、このことをどう受け止めているのか、
とても知りたいです。
さて、話は変わりますが、昨晩のラジオもたくさんの皆様にお聞きいただきありがとうございました!!
放送コード、ギリギリの曲、私じゃなければ絶対オンエアはないだろう曲、
また、それらを通して、若者の意識がどう変わっていったのか、
社会倫理とは何なのか・・・差別とは何なのか・・・
など、笑いの中にも、皆様に今一度、考えていただけたら・・・という回でした。
70年代中盤の中高生が歌う歌から80年代中盤の大学生の歌う歌の歌詞の内容の変化も表現したかったですし、
まりちゃんズの歌などは、当時から放送禁止でしたが(笑)、その中から「男性同性愛」のパロディー・ソングをオンエア出来ました。
これは、DJが私だからこそ出来る選曲という面もあると思います。
他のノーマルな方だと、また、とらえられ方も違うでしょう。
微妙なギリギリ壁です。
人によっては、とらえられ方が全然変わってくる歌だと思いますので。
男性3人の三角関係の歌ですが、こういう歌に少年だった私自身は凄く励まされました。
あー・・・こういう世界もあるんだな…って。(三角関係のことではありませんよ)
早く大人になりたいって。
確認しておきますが、インターネットやらそういうものがない時代です。
また、鶴光師匠のストリップ・ショーの歌なども、当時は、大ヒットしましたが、
こういう歌が深夜放送で流れていたのも健全な大人への階段だったと個人的には思っています。
今年、オランダへ行った時の話をしましたよね。
「飾り窓」の話。
そういうことが、お仕事として、キチンと幼い子まで理解しているオランダという社会、
私は、素晴らしいと思って取り上げました。
「差別」の感覚がどこから生まれるのかを、シッカリと考えていただきたいな・・・と思ってあえて選曲しました。
表現の自由が、今、おかしくなっているのではないかと私は思っているので…。
短絡的な言い方で、一つの面だけですが、
人の悪口は良くて、お色気関係はダメ・・・
という倫理感覚が私には少し疑問なんです。
私は、自分自身がこういうことに巻き込まれてしまって以来(あるラジオ放送、テレビ収録で)、
完全に芸能界でのスタンスが変わってしまっています。
分かりやすくいえば、お笑いなのか悪口なのか・・というイジリを本人不在の場所でされ・・・その内容が、
屈辱的な品性下劣な内容だったということです。
完全な侮辱、悪口でも、お笑いにとらえられているという未熟な考えと勘違い感。
若者に支持されれば、そういうことは棚上げという間違った倫理感・・・。
話が・・・また・・・広がってしまいました。
私ひとりのスタジオだったら、きっと説教くさくなったでしょうから(笑)、
聞いてくださる方々がスタジオにいらっしゃって良かったです。
携帯電話だのSNSだのドローンだのインターネットだのが当たり前になった今、
放送の倫理はどこにあるのか!?
子供たち子供のためというけれど、何か忘れてはいないか…矛盾していないか・・・
落ち着いて、よーく考えたいところですね。
ということで、歌唱力や昭和の開放的な雰囲気、
お金とかではなく、本当の余裕のある豊かな時代を味わっていただきたかったという気持ちと、
それを通して、これからの社会のあるべき姿を考えられたら・・・
という裏テーマがある回でした。
また、明日のラジオ放送からは、ふつうの私の選曲に戻します!(笑)
今日も元気にいきましょう!