9分を超える「プラスティック・ラブ」の12inch extended mixの初CD化に酔いしれています。
1984年というと、とにかく海外ではextended mixが流行っていて、
もう私は、目の色を変えて各海外アーティストの12inchを探しに行った…という時代です。
70年代には、六本木にあった小さな小さなお店、ディスコ帰りには必ず寄って12inchを購入した、
「ウィナーズ」。
アルバムは、石丸電気の3号館で購入というのが、私のお決まりでしたが、
タワーレコードの出現によって、その状況は大きく変わっていました。
ほぼ毎日通いましたね、タワーレコード。
貴重な海外宣伝ポスターも入り口に置いてあって、パラダイスでした。
六本木「Wave」も出来て、洋楽が熱かった。
まだ輸入盤に日本国民が慣れていない時代でした。
この「プラスティック・ラブ」の12inchを聴いていると、その時の時代がそのまま聴こえてくるようです。
ただ、12inchでも9分超えはなかなか珍しいものでした。
ドナ・サマーものか、スティーヴィー・ワンダーの「ドゥ・アイ・ドゥ」か・・・というぐらい長いヴァージョンです。
7分当たり前、8分ちょっと長め、9分かなり珍しいという感じ。
しかしながら、演奏は言うまでもなく素晴らしく豪華です。
当時の空気を感じるメガ・ミックス的な要素も少しありつつアッという間の9分超えです。
この12inchシングルのアナログ盤は、昨年、私のラジオ番組「ザ・ヒットスタジオ」に竹内まりやさんにお出でいただいた際に
サイン入りでプレゼントしていただいて、更に思い出深い曲となりました。
他にも中森明菜さんのアルバム「クリムゾン」収録でお馴染みの本来、まりやさんのアルバム「ヴァラエティ」用の候補として仮レコーディングをしていた
「赤いエナメル」なども収録されていて、それを初めて聴いて興奮しています。
発売30周年記念のアルバム「ヴァラエティ」は、
素晴らしいリマスター、7曲のボーナス・トラックが入り明日発売です。
私は、予約していたものが本日、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」とともに届きました。
「クリスマス・イブ」は、1983年の発売以来もう何回目の購入かわかりませんが(笑)、
何回購入しても嬉しいものです。
クリスマスが近くなって「クリスマス・イブ」のないX'masはあり得なくなっているので。
今回は、竹内まりやさんと達郎さんのクラシックなX'masスペシャル・メドレーも収録され、
年末の竹内まりやさんのツアーがますます楽しみになってきました。
色あせない音楽、歌声、素晴らしいですね!
皆様、また明日!