あの日本レコード大賞受賞曲「ミ・アモーレ(赤い鳥逃げた)」を作編曲なさった、
日本の代表的なラテン・キーボード奏者の松岡直也さんが5月9日の誕生日を前に急逝されました。
デビュー60周年を2012年にむかえていた松岡さんですが、
7歳の頃からピアノを習い13歳の時には、在日アメリカ軍のキャンプにはピアニストとして参加していたという凄い方です。
私は、たまたま音楽的な出会いが多かった1979年に「Fiesta Fiesta」というアルバムを先輩が好んで聴いていて、
初めて知った方です。
私は、ヴォーカルがないフュージョンには実は弱くて、その後「ミ・アモーレ」が発売されるまで、松岡さんの音楽とあまりふれあいませんでしたが、
この最初に聴いたアルバムは、ギターが故・大村憲司さんだったり、ドラムが村上ポンタ秀一さんだったり、
ヴォーカルに吉田美奈子さんやEVEをむかえたという凄いアルバムでした。
「ミ・アモーレ」をきっかけにまた聴くようになりました。
歌謡曲でも私の大好きな名曲、畠田理恵さんの「ターミナル」や長山洋子さんのアルバム・オープニング曲「真夜中のオンディーヌ」を作編曲していらっしゃいます。
また、日本の音楽界の素晴らしい才能が天に召されました。
ご冥福をお祈りいたします。
明日は、「ザ・ヒットスタジオ」(MBSラジオ)の生放送があります。