寂しく、残念なニュースを昨夜聞いて、
いろいろ空の上で思っていました。
宇津井健さん逝去。
宇津井さんの作品で最初に出会ったのは「赤い衝撃」(1976)でした。
あまり登場なさらない特別出演という位置づけでしたが、
謎多きパイロットの役で、山口百恵さんが、本当の父親なのでは…と思いをよせる
印象深い役どころでした。
JAL(日本航空)の機長役という部分も個人的には印象深かったのですが、
その後の赤シリーズや「竹とんぼ」「野々村病院物語」、藤岡琢也さん亡きあとの「渡る世間は鬼ばかり」など、
どの作品も演技の中にも誠実なお人柄を感じ、大好きな俳優の方でした。
後から、私がテレビで当時拝見出来なかった作品もDVDで拝見していましたが、
本当に残念です、
一度だけ、TBSの「オールスター感謝祭」でお見かけしましたが、
あの時、ご挨拶しようかどうか悩んで、諦めたことを今となっては悔いに思っております。
今年は、高橋昌也さんも逝去され、赤いシリーズだけでも、
中条静夫さん、名古屋章さん、園佳也子さん、夏夕介さん、三國連太郎さん、松村達雄さん、鈴木ヒロミツさん、左幸子さん
石立鉄男さん、坂上二郎さん、小鹿番さん、長門裕之さん、南田洋子さん、岸田今日子さん、仲谷昇さん、平田昭彦さん・・・
たくさんの名俳優の方々が天に召されました。
ドラマを拝見していた当時は、こんな日が訪れるとは思いもしませんでしたが、
宇津井さんの演技が、これからDVD、Blu-ray、テレビ放送などで、
残っていくよう、一ファンとして、語りついでいきたいと思います。
ご冥福をお祈りいたします。