三重県の中学3年生の女の子が殺害された事件、
高校を卒業したばかりの無職の男性の犯行だという結末で、
誠に悲しいことです。
6000円のためになぜ殺されなければならないのでしょう。
出かける前にワイドショーを見ていたら、
あるコメンテーターの方が、
「殺した少年の更正が大事なこと」とコメントし、
そのコメントに対し、どなたも異論を唱えませんでしたが、
私は、それはハッキリ言ってオカシイと思います。
死刑にしろだの無期懲役にしろだの…そういうことではありません。
少年だろうが成人だろうが、捕まったばかりの男は「犯人」です。
二度と戻ってこない命、ご家族の気持ちのことを全く考えていない、
誠に失礼な想像力ゼロのコメントだと個人的に思います。
つまり、そういうコメントお考えでも、今じゃないでしょ…ということです。
少年の更正、少年の更正とおっしゃられた、あの有識者の方の真意が知りたいです。
亡くなられた中学3年生の女の子だって、
今頃、進学も決まり中学を卒業していたんです。
果てしない可能性があったのに、彼女にはそれは出来ません。
全く関係のない、男に殺されたんです。
こういう考えの大人がまわりにいることが、教育現場をメチャクチャにしている可能性も考えられると、個人的には思います。
人の考え方は、いろいろあっていいと思いますが、人の命を奪うことは考え方もへったくれもありません。
川のきらめきを見ながら、どうしても忘れられない悪しきコメントだったので、
書かせていただきました。
子供も大人もなぜこんなに想像力がなくなってしまったのか・・・。