「笑っていいとも!」に出ていた、アメリカの新人歌手、アリアナ・グランデが歌っていた歌を聴いて、
あっ!これカヴァー!!
と思っていたら違うみたいなのですが、
その曲が思い出せない。
間違いなく何かの曲にソックリなのに、ずっと思い出せなくて…ついには頭痛が。(笑)
2時間経って結局、思い出して、
それが故・ドナ・サマーの「オン・ザ・レディオ」(1980)の歌い出しに似ていると気づきました。
あくまでも私はそう感じたという個人的感想ですが。
スッキリ!(笑)
ちなみにアリアナ・グランデは、かなり可愛い方でした。
話は変わって、
今朝、音楽本が届いたので、チラッと見てみました。
しかし、チラッと見ただけで間違えが・・・。
まあ、パーフェクトなものを書くというのは、私も出来ないのでしょうけれど、
実はこの本は改訂版なんです。
が、前にもあった同じ箇所の間違いが修正されていない…。
修正していない…というところがちょっとねー。
著者も出版社も読者も気づいていないのでしょうか?
いや・・・読者の何人かは、絶対に気づくレベルですね。
ちなみに間違えを見つけたのは、私の好きな歌手の部分だけなのですが、
例えば、浅野ゆう子さんの「サマー・チャンピオン」がセルジオ・メンデスからの提供曲と書いてありますが、
真実は棚からボタもち的カヴァーで提供曲ではない上、セルジオ・メンデスが日本語詞の同曲を逆カヴァーして、
シングルを日本でリリースしているんですよねー。
セルジオ・メンデスの中でも落ち込んだ時期のアルバムで注目している人でないと知らない事でしょうけれど。
また、実力派アイドルだった歌手、大滝裕子さんのデビュー曲が「ミリオン・キス」とありましたが、
デビュー曲は「A BOY」なんですよね・・・
ちなみに未発表曲も含めてソニーの特別注文サイトで全曲CD化されています。
他も見ようと思いましたが、そっと本を閉じました。
ある有名な方の著者の扱いになっていますが、
解説はいろいろな方の寄せ集めです。
ラジオでも名曲として、私は何度かご紹介していて、その度に解説はしていますが、
この本の内容を信じている方は、私の解説を間違いだと思うのかな…と思うとちょっとね。
そういえば…昨日も歌手の狩人さんがレコード大賞受賞とどこかで紹介されていましたが、正しくは新人賞(最優秀ではない)です。
最近のネットに頼る、あるいは使い方の安易さがまねく、
間違い伝言ゲームがたくさんありますね。
間違いなくインターネットの副作用です。
インターネットは、参考にするには、大いに活用して良いと思いますが、
自分の詳しくないことをテレビやラジオや本で伝える場合は、
確認をしませんとね…。
間違ったことのコピーのコピーって凄くこわいと思います。
まあ、間違いを指摘しても「Wikipediaに書いてあります!」とか、現に私は反論されたりしちゃってますから、
もう根本的に話が通じない方々も多くいらっしゃるわけです。
私にも間違いはありますが、自分自身で集めた当時からの資料で話す前に努力はしています。
なので、必要かなと思う時には、その出どころの資料をブログに掲載するんです。
Wikipediaは、何の証明、証拠にならないことを肝に銘じていただきたいものです。
あくまで、参考サイトですから。
特にお若い音楽好きの方(仕事にしている方)には、自分が空気を知らない時代の作品(データ類)を語る時には、
インターネット以外の当時の資料で確認してから書くなり話していただきたいと希望します。
まあ…昔の資料自体が間違っていることもありますし、
その事を知らないと調べようもありませんし、
間違いを間違いだと気づく世代もそのうちいなくなりますけれど・・・。
こういう資料本は、出版社のサイトに間違い投稿欄でも設けたほうが良いかもしれませんね。
直せるものは今のうちに!
そんなことを思う午後でした。