先日、自分のラジオの放送の録音を聴いていたら、
曲の音が悪いものもあった…と書きましたが、
それはあるアーティストの方の昔に発売された仕様のCDだったんです。
意外だったのが、レコード。
ラジオから流れてくるレコードの音が、
驚くほど心地良かったです。
今はなき「TDKレコード」という会社が、
マスターテープを紛失したために、未だに一度も1曲もCD化されていない、
可哀想なアイドル、新井薫子さんの曲をオンエアしてそう思いました。
こういうふうにレコード会社が、CD化していない作品って、
けっこうあるんですけれど、
「Meg-CD」って、ご存知ですか?
店頭オーダーメイド(通販あり)みたいなシステムですが、
レコード会社の商品として、かつて一度もCD化されていないものをCD-Rで入手できるんです。
こういうシステムは、コロンビア・レコードさんも積極的に展開していますが、
こちらもCD-Rです。
正直、キチンとCDとして発売していただいたほうが良いのですが、
ないよりはマシ…ということで、
1981年デビューの金八先生生徒アイドル、ひかる一平くんのMeg-CDを買ってみました。
彼の曲は、デビュー曲「青空オンリー・ユー」しかCD化されていなかったのですが、
シングル全曲のAB面がCD-R化されたことは、オメデタイ!
商品ですが、意外にミニ・ポスターまで忠実に再現していて驚きました。
カラーコピーみたいな感じではありますが…。
さすがにレコード袋に歌詞が印刷してあったレコード仕様は、
この商品では、ジャケット裏の印刷になっていますが、
ジャケット裏は、当時のレコード袋の色を完全に再現しています。
よくここまで…エライ。
音は…まあ…まあ・・・?
あとは…聴いた方々のご判断でしょう。
他にもいろいろ買いましたが、写真には知る人ぞ知るある男性グループのCD-Rもあります。
まさか…このアーティストが買えるとは思いませんでした。
レコード会社が発売してくれないアーティストのCD。
このシステムがこのまま成功すれば、新井薫子さんのシングルも、
同じくTDKレコードのマスターテープがない可哀想なアイドル、
徳丸純子さんも
レコードを音源として、商品化が可能かもしれませんね。
以上、体験記でした。