愛のアプローチ | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba-110511_210944.jpg

作曲家の宇野誠一郎さんが、逝去されたという事で、





先生の手がけられた昨品、





「ムーミン」「ふしぎなメルモ」「一休さん」などの歌が、





テレビを通して流れています。





「さるとびエッちゃん」「アンデルセン物語」「サザエさん」・・・





これらのアニメソングは、





もの凄く心に響くメロディーと歌詞ですね。





子供たちのすこやかな成長を願う、





「昭和の愛」にあふれています。





もちろん今のアニメソングにも「愛」はありますが、





アプローチの仕方が、全く違いますね。





まだ、世界で一番を取った事のない





コンプレックスを感じている国(日本)が、





何があっても、自分の国の子供に、





強い子供になってほしいという





強い願いが、昔のアニメソングには、こもっています。





そこには、「二番じゃダメなのか」という思想は、





たぶん根本的になかったと個人的には思います。





日本が一番になって、それから…。





日本人の考え方も、





ずいぶんといろいろ変わったと思います。





まるで、昔のコンプレックスがなくなったかのように…。





コンプレックスは、悪いものなのか?





コンプレックスは、考え方を変えれば、





人を強くする…と私は思います。





今、日本でいろいろ起こっている問題を、





昔のアニメソングを聴いていて、





いろいろ考えさせられました。






家庭にテレビが、一台あったら、凄い!





カラーテレビだったら、お金持ち!という時代に生まれた歌。





みんな、小さな小さな幸せを





幸せだと感じていた時代。





そして、それぞれの志も大きかった時代。





あらためて、歌詞を見て、メロディーを聴くと、





その強い当時の大人の願いに心打たれます。





がんばらなきゃね!






若い皆様も、昔のアニメソングを





機会があれば聴いてみてください。





わかりやすい言葉で、





とても深い内容の歌が多いですよ!