プロマイドの売上の記憶 | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
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私の一つの音楽の聴きかたは、





その時期にヒットした音楽を





自分独自の視点で聴く事です。





一人のアーティストばかりを聴くのもいいのですが、





こうして(写真参照)、いろいろなアーティストを同時に聴いていると、





その当時の時代の空気を感じられるからです。





自分のこと、社会のこと・・・いろいろ。





私が最初にレコードを買えたのは、





1977年のお年玉をもらえた時です。





買いたかったシングルレコードをいろいろ買いました。





岩崎宏美さん、郷ひろみさん、キャンディーズ等々。





あの時は、街中をみんなの歌謡曲が流れていました。





後楽園の黄色いビルの前のゲームセンターにも





ジュークボックスが置いてあって、





当時600円するシングルレコードがなかなか買えなかったので、





スケート帰りに100円を入れて





買えなかった3曲聴いた事を思い出しました。





100円でさえ、大変な事。





帰りの電車賃とにらめっこして、





コインを投入しました。





ダウンロードなんていう便利な方法は、当時はありません。





だから、街中を流れる音楽、ラジオから流れる音楽を、





必死で一生懸命聴きました。





そう・・・今の時代の便利さからすれば、





ありえない時代だったかもしれません。





でも、苦労して聴いた音楽は、





今では、大事な大事な宝物です。





音楽だけが、当時の私の友達だったんですよね・・・きっと。






こうして、曲を聴いていたら、





当時のプロマイド(スターの写真)の事を思い出しました。





女性歌手部門では、桜田淳子さん、山口百恵さん、キャンディーズ、





木之内みどりさん、岡田奈々さんがトップ争いをしていたと記憶しています。





男性歌手部門は、西城秀樹さん、郷ひろみさん、ずうとるび、





野口五郎さん、豊川じょうさん(漢字が携帯でみつからないのでひらがな)という感じでした。





これも、最初にプロマイド屋さんに行った時の記憶なので、





けっこう鮮明な記憶です。





新幹線の移動で、時間があったので、





いろいろ書きましたが、





昔の事は、思い出ではあるけれど、





大切な事を思い出させてくれる時間でもあります。





困難が目の前に立ちはだかった時、





戻る場所。





今回の時間は、スーちゃん(田中好子さん)からいただいた、





時間の贈り物だと思っています。