掘り下げて復習 | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba


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今日も暑い熱い猛暑日・・・。




東京で3日連続の猛暑日って沖縄より暑いってことですかね?




外を歩いている皆様、ご苦労さまでございます。




ところで皆様は、この夏、素敵な曲、アーティストと出逢いましたか?





夏って、耳に残る曲が特に多いんですよね。




ちょっとだけ掘り下げたお話しを。




私の南佳孝さんの音楽との出逢いもちょうど30年前でした。




昨日、「HEY!HEY!HEY!」では簡単に




「モンロー・ウォーク」のヒットの流れというものを番組内で説明いたしましたが、




郷ひろみさんの「セクシーユー」があって、私は、初めて南佳孝さんを知りました。




これと同じパターンで薬師丸ひろ子さんの「メイン・テーマ」という曲の




原曲が南佳孝さんの「スタンダード・ナンバー」でした。




ちなみに、タイトルだけではなく歌詞が違います。




この辺は、収録では話しましたが、放送ではオンエアされなかったので補足です。




南さんは他にも、松田聖子さん、岩崎良美さん、山瀬まみさんなどアイドルへの




楽曲提供もされていますから、私の南さんの聴き方というのは、




そここから入っていったんですね。




1980年の秋には、男性ソロ・アーティストで学園祭に呼ばれるアーティスト




№1でした。(手元の当時の資料によると14校)




写真にある「摩天楼のヒロイン」は、南佳孝さんのデビューアルバムですが、




このアルバムは、松本隆さんと制作なさったもので、




松本さんにとっても作詞家のスタートを決心し作詞家デビューなさった作品のひとつです。




なんか、つながりを感じませんか?




この時、まだ松本隆さんは




在籍していた「はっぴいえんど」というグループ解散直前だったんです。




細野晴臣さん、大滝詠一さん、鈴木茂さんも在籍した伝説のグループ。




ここらへんは、書き始めると超マニアックになってしまうのでやめておきますが、




荒井由実さんや山下達郎さんなどにも話が広がるぐらい、




売れていても売れていなくてもこの時代のアーティスト達の




横のつながりは凄くて、後の日本の音楽界を作っていく原点でもあるんですね。




南佳孝さんもその中心のお一人です。




つまり日本の音楽界の神々のお一人。




収録の時、初めてお会いしたんですけれど、




私ももう30年来の片想いの人とやっと話せた!というぐらいの気持ちで




はしゃぎすぎてしまいました。




収録が終わって、急いで南さんの楽屋に向かいました。




そうしましたら、ニューアルバム「あの夏・・・」にサインをして




待っていてくださいました・・・・・。




(ニューアルバム「あの夏・・・」のレビュー記事は、7月16日をご覧ください。)




感激です!恐縮です!




それなのに、ワガママを言って「摩天楼のヒロイン」のレコードにも




サインをしていただきました。




AORとかシティポップスとかいろいろ音楽にもありまして、




これ以上、話が長くなるのもなんですが(笑)、




確かに音楽のいい時代という時がありました。




別に今がそうではないと言うわけではありません。




少なくとも私の音楽との出逢いの時期・・・という意味です。




私は多感な時期をこういうミュージシャンの方々に育てていただいたんですねー。




ラジオやレコードを通して。




これからも皆様に




素晴らしい音楽の事、語れる機会に語りたいと思います。




猛暑日ですが、夏も終盤にむかっています。





そんな時、南佳孝さんの音楽はピッタリです。








写真は、「モンロー・ウォーク」1979盤と1980盤ジャケット違い。




アイドル提供曲、アルバムジャケット。

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