ご覧のＣＤ、2003年にソニーさんから発売されたＣＤです。
まず、２枚目の写真をご覧ください。
「SONGS SELECTED BY CHRIS MATSUMURA」。
凄いでしょ！私の選曲のＣＤ。
と、いってもタイトルは
「HIROMI OHTA ONLY ONE CD」。
そうなんです、たった１枚だけ発売されたＣＤなんです。
自分だけのために（笑）。
自分で太田裕美さんの好きな曲を10曲選んでＣＤを作るというもの。
もちろん候補の曲の中からなので、制限はありましたが、
たくさんの候補の中で、「切ない思い出の夏」というテーマにして、
自分で選曲して作っていただきました。
お盆になると聴きたくなる１枚です。
太田裕美さんは、一般的には「木綿のハンカチーフ」が
不滅の名曲となりましたが、
たくさんある他の各作品もクオリティが高い上、その甘い独特の歌声で、
一曲一曲が、とても印象深い曲ばかりです。
私が、最初に買ったシングルは「しあわせ未満」で、
最初に買ったアルバムは「こけてぃっしゅ」。
若いというか幼い頃ですから、凄くお財布と相談して買った各１枚です。
そういう曲達は、自分にとっては本当に永遠ですね。
ちなみに80年代に入って松田聖子さんが、ニューミュージック界の
方々からたくさんの作品提供を受け、
アイドルと呼ばれる歌手達もそういう作品をたくさん歌うようになりましたが、
70年代は、そんなことは珍しい事でした。
今は大物と呼ばれる方々もまだまだ駆け出しの時代。
そんな70年代、まだフォークソングが全盛の時代に
女性アイドルでそういう作家陣の作品をアルバム単位で起用したのは、
アグネス・チャンや太田裕美さんがはじまりではないでしょうか。
特に太田裕美さんは、アイドルという面も持ちながら、
アルバムが人気だったアイドルの元祖の一人ともいえると思います。
今日、久しぶりに自分の選曲を聴いてみて、
なかなかいい選曲だとあらためて思いました。
もちろん、太田裕美さんが素晴らしいんですけどね（笑）。
太田裕美さんの楽曲の事は、またお話しできる機会に！
やっぱり自分好みってあるんですよねー。
いつも、そんな選曲をするのが楽しみです。
