不遇なアイドル | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba


クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
間に「アテンションプリーズ」でデビューした






能瀬慶子さん主演の「赤い嵐」を挟んで、






山口百恵さんの引退される年、続く「赤い魂」で、






レコードデビュー前に主演を果たし、






万全の体制でデビューした、浜田朱里さん。






出がけに彼女の初のシングルコンプリートベストが届き、






最高に嬉しい気分です。






何がそんなに嬉しいのか?






それは、初CD化の収録シングル「本気半分エキストラ」。






こちらのシングルは、なぜか、今までベスト盤の選曲から






もれ続けていたのです。






ファン、みんなで応援した大事な崖っぷち時代の一枚なのに・・。






1980年は、後に展開する80年代の怒涛のアイドル元年。






彼女は、ポスト百恵としてデビューしました。






デビュー曲「さよなら好き」がリリースの際には、






電車ジャックか?と思うほどあちらこちらに






ポスターがあふれ、男子学生の間では話題になったものです。






しかし・・・同じレコード会社CBSソニー(当時)からは、






既に松田聖子さんがデビューし2枚目の「青い珊瑚礁」で






ブレイクする寸前でした。






ともにNHK「レッツゴーヤング」サンデーズのメンバー。






ポスト百恵として、あくまで山口百恵さんの路線を意識し歩んでいた






浜田朱里さんは、新人賞レースに惨敗。






それから2年、シングル盤は定期的に発売されましたが、






その後は不定期に・・・そんな中、






彼女にヒット曲を!という思いで






「オールナイトニッポン」で歌詞を募集し、






生まれたのが「本気半分エキストラ」でした。






私は、笑福亭鶴光師匠の大ファンだったので、






この鶴光師匠のラジオを聴いていなければ、






この曲のことも知らなかったでしょう。






ちなみに「崖っぷちトリオ」として共にこの番組で






活躍されていたのが、日高のり子さん(「タッチ」の南ちゃん)






そして、野々村真夫人の坂上とし恵(現・俊恵)さんです。






結果・・・残念ながらヒットにはいたりませんでした。






でも個人的にとても好きな一曲です。






最大のヒット曲は、オリコン51位の「想い出のセレナーデ」。






既に引退されていますが、






それでも私達の記憶に残るアイドルであります。






このCD、残念ながら店頭では、販売されません。






「ソニー オーダーメイドファクトリー」という





サイトのみで入手できますが、現在、売切れです。






しかし、キャンセル販売があるかもしれないので、






興味のある方は、こまめにチェックしてみてください。






いやー、アイドルの歴史って深いですねー。