5:40、ミンミン蝉の鳴き声で起床。
そんな日が続いております。
でも、雲は夏の終わりを知らせる感じ。
夏の終わりって、別に何かあったわけでもないのに
もの思いにふけるなんてことがあるんですよね。
せつない季節。
先日、高校時代のクラスメートから連絡が来たんですよ。
「もしかして、あなたはアノ松村くん？」って。
不思議ですよね、卒業してから何十年も経っているのに、
クラスメートだけは、名前を見ただけでピンときます。
そこには、私との約束を守るために連絡したと書いてありました。
卒業の時に「７つの夢」というものを書いていたそうです。
それで、その夢が叶った時に必ず手紙を送るという約束だったと・・・。
私は、その約束、全く覚えてませんでした。
その７つ夢に全く記憶がなかったので、
いったい何かと思い確かめてみたら、好き放題書いてありました。
もう絶対叶わない夢は、キャビンアテンダント。
んーこれは、真面目になりたかった。
でもなぜか、それに向かって努力しませんでした。
何故ならその時、他に面白い事があったから。
それで、そのクラスメートが連絡をくれたきっかけとなった
叶った夢というのが・・・歌手。
確かに歌わせていただいています。
それにしても、若かったなーと感じます。
恥ずかしげもなく歌手なんて書いて。
たぶん真実は、ただ踊りたかっただけだと思います（笑）。
あと残り５つ。
これは胸にしまっておきます。
まだ夢だから。
そんな連絡をもらってから今よく聴いているのが、
竹内まりやさんの「象牙海岸」。
この曲は1980年発売の「LOVE SONGS」に収録されているのですが、
私は、1984年発売のピンクのカラー・レコードで初めて聴いた歌です。
思い出がある曲なのにずっと忘れていました。
でもまた思い出した。
その思い出と向き合えるようになったんでしょうね・・・きっと。
やっぱり若いころの思い出はピュアで傷つきやすいですね・・・。
素敵な思い出なのに修復するまでに四半世紀かかったみたいです。
この「象牙海岸」、松本隆さんの詞なんですけれど、
ほんとうに名作です。
太田裕美さん、松田聖子さんの歌、
松本さんの詞って永遠の青い時の凝縮です。
♪人影もない入江
そこが二人の秘密の場所で
象牙海岸と名前までつけた
もう一度訪ねても
道順さえも記憶の彼方
過ぎ去った時を埋めるものはない
遠い夏・・・・♪
歌詞は、かなり抜粋しています。
知らない方は、ぜひ聴いてみてください。
今日も元気にいきます！