♪西陽の強い部屋の片隅
彼が冷蔵庫バタンと閉じる
パックのままの牛乳かかえ
身軽な動作で運んでくれるわ・・♪
思わず、今日の朝、口ずさんだ歌です。
これは、1977年リリースの「イミテイション・ゴールド」。
山口百恵さんの歌です。
25歳の息子さんが、「Peaky SALT」で活躍なさっていますが、
1977年の百恵さんは、18歳!
大人っぽいです。
この歌は、7月11付で8位に初登場して、翌週3位と急上昇。
ちなみに1位は沢田研二さんの「勝手にしやがれ」でした。
何と8週間もベスト3に入っていたのに最高位2位で1位が獲れなった歌です。
作詞・阿木耀子さん、作曲・宇崎竜童さんコンビでの4枚目のシングル。
阿木耀子さん自身もご自分の百恵さんに提供した詞の中でも
気に入られている作品だそうです。
最後の決めゼリフ
♪ごめんね 去年の人と又比べている
♪ごめんね 去年の人にまだ縛られてる
♪ごめんね 去年の人を忘れるその日を
こんな言葉を心の中で男を前に言っているんです。
強烈だけどカッコイイ!
ちなみにこの曲は、別ヴァージョンもあって
アルバム「ゴールデン・フライト」に収めれています。
このアルバムはロンドンで録音されていますが、
何と作家陣が凄い!
阿木さん、宇崎さんはもちろん、
谷村新司さん、浜田省吾さん、ジョ二ー大倉さんに
松本隆さんまでご参加で、
ジャズギタリストの加藤ヒロシさんが、全曲を担当。
なるほど、ロンドンで録音する意味がここにあるわけですね・・きっと。
加藤さんといえば、ビートルズ全盛の頃にバンドを組んでいらっしゃいました。
このロンドン録音には、それから四半世紀を経て陽の目を見る楽曲も録音されていました。
それが2003年に発表された「東京の空の下あなたは」です。
百恵さんのコンサートでは歌われていたこの曲が、なぜ眠っていたのかは不明ですが、
詞曲を担当された故・天野滋さん(元N.S.P)も嬉しかった事でしょう。
天野さんが、この歌を録音する1年前にリリースされたアルバム「あまのしげる」を
聴くと1曲目の「かくれんぼ鬼は誰」という曲がありますが、
まさに百恵さんのこの幻の曲は、この曲のアンサーソングのようなものです。
朝にのどが渇く・・・というところから
話しが大脱線してしまいました。
快眠方法、いろいろ教えてくださってありがとうございます!!
試せるものは、試してみます。
今日も暑いです。
皆さん、水分補給を忘れずにね!