魔法の言葉 | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba

「優秀な人 駄目な人 そんなに大差はないよ」。
この歌詞が、なぜにそんなに私を励ます歌詞なのか?


私は、小学校の時にイギリスに行きました。
日本人学校ではなく、英国の学校に入ったのですが、
それが、最初のつまづきでした。
「自分は頭が悪いんじゃないか?」そう毎日、考え込みました。
父も母も英語が話せる英語の世界は、
それだけ孤独で衝撃的なものでした。
それでも頑張って、成績は1,2位をいつも争っていました。
孤独を乗り越えたと思ったのもつかの間・・・
日本に帰って、第2のつまづき。
今度は、日本の勉強についていけなかった。
その時も悩みました。
「頭が悪いんじゃないかって・・」。
まわりがエリートの中の孤独。


そんな私を救ってくれたのは、いつも音楽でした。
だから、日本の歌も外国の歌も何でも聴くんです。
人が何かを伝えようとする歌こそ、
誰でも学べる心の学習だからです。
「ヘキサゴン」に出させていただいて、
もう歳は食っていたけれど、私は、なんか
学校に入り直したような気持ちでした。
元気な同級生から元気をたくさんもらって・・。
「恋のヘキサゴン」も「羞恥心」も
「ラクダになるぞ」もみんなみんな、
心の栄養になる歌です。


つまづきのない子もいるかもしれない。
でも、きっと今、私の少年時代のように
ひとりで悩んでいる子供がいると思います。
私の子供の時のように子供は、
悩みを打ち明けない事もあります。
だから
「優秀な人 駄目な人 そんなに大差はないよ」って
凄く心に響きました。
もちろんその部分だけではなく歌詞、全てです。
「I Believe~夢を叶える魔法の言葉~」。
今、壁にぶつかっている、子供も大人も、
そんな方々の心に届くよう願っています。


だから歌を歌わせていただいている時は、
私なりに元気に歌っていきたい。
そう思います。


明日も元気にいきます!