いつも通っているタイ料理レストラン
お店の方々とは親しくなっているし、常連のお客さんと仲よくなれることも多いです
お店のママさんが、すごく気さくな方なんで、他の常連さんと合い席になったときに、その方を紹介してくれるのです。
色んな方々を紹介してもらいました。それこそ、老若男女、国籍問わず
その店に、タイ航空で働くタイ人の女性スタッフさんがよく来られていました。
彼女は、頭がよく綺麗で、タイ航空では部長さんでした。エリートですね。
たまたま日本に転勤になってやってきたんですが、またすぐに他国に転勤になるとのこと。
彼女は、英語が得意なんですが、日本語も必死で覚えようとしていて、日本語で私によく話しかけてくれてました。
あるとき、彼女は、大勢の友人(家族連れ)たちを連れて店に入ってきました。
この人たちは、例のタイ騒乱で空港が閉鎖され、タイに戻れなくなったので、彼女の家に居候中らしいのです。とは言っても、その友人たちは総数10人はいたような。。。
聞けば、彼女はタイ航空から、たくさんの部屋がある大きなマンションを借りてもらっているらしい。だから大丈夫だとか。
優しい彼女は、その友人家族のために帰国用チケットを必死に探してあげたり、そのときのタイの情勢を店の人にタイ語で説明してあげたり。
ある日、気が付いたら、いつのまにか彼女は次の勤務先であるニュージーランドに行ってしまっていました。
最後に、「お元気で」とか、「今度日本にきたら、また会いましょう」とか言いたかったんですけど。
色んな人がやってきて、色んな人が印象を残し、またどこかに去っていく。
その店に行けば、私は、その人たちと交流することで、旅行をしている感覚になります。
旅行先で食事をしているような錯覚に陥ります。
そして、明日も、これからも、個性的な人たちが、このレストランに、またやってきます。
私が通うタイ料理レストランは、そんな店