たぶん、今から16年くらい前。
「倶楽部紳助」という番組がありました。
名前のとおり、島田紳助さんがホストを務めていました。
その番組で紳助さんが言った言葉が今だに心に焼き付いています。
「世の中に、面白い店など存在しない。」
この店というのは、バーやレストラン、居酒屋などのこと。
皆で集まる店のこと。
紳助さんが言うには、
店や店員さんに、楽しませてもらえると期待してはいけない。
自分自身で楽しんで店を面白くする、ということらしいです。
つまり、店というのは、自分が楽しむことで面白い店になる。
自分自身で楽しむ努力をしないと面白い店は見つけられない。
仲間で集まって大騒ぎして馬鹿笑いできれば、その店が面白い店。
友人や恋人と楽しく過ごせたら、その店が面白い店。
これを聞いたとき、愕然としました
。
確かに、そう。
でも、このときまで私は気付いていなかった
。
同じレストランでも、誰と行くか、或いは、その日の気分によって、美味しさは全然違いますよね。
狭いカラオケボックスでも、盛り上がって、みんなで騒げば、高級なラウンジやバーよりもはるかに楽しい。
ちなみに、韓国では、カラオケボックスは、皆で踊ったり、一緒に歌ったりして騒ぐのが基本らしいです
。
面白い店も、いい職場も、良い仲間も、素晴らしい家族も、自分自身で作るもの、なんですね。
実は、かなり難しいことなんですけど。
さて、この週末、面白い店を見つけられるかな ![]()
![]()
(このブログは、リンクフリーです)