戦争を考える季節になりました | CHR研究所・心の笑顔カウンセリングルームのブログ

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8月6日は広島の原爆記念日です。


そして、昨日9日は長崎の原爆記念日でした。


広島出身の私は被ばく体験はないものの、友人に被爆者手帳を持っている人が多くありますし、いとこが2人爆死しました。


高校時代の同期生が隔月に集まって飲み会をするのですが、多くて10人、大体8人くらいが飲んでしゃべってという会をしています。


男性ばかりの中に誘われて、女性は私1人です。


大企業の部長、重役をした人たちがほとんどなので、女性の集まりでは聞かれない企業の話はとても役立ちます。


そのメンバーの中に被爆者手帳を持つ人3人、引き揚げ体験者が3人いて、「このグループは何なんでしょう?」というほどです。


8日の会合は特に体験談で盛り上がりました。


こんな体験談が語れる人を、今後絶対に作ってはいけないと強く思います。


今日の朝日新聞の写真でまたも胸を締め付けられました。


今までに何度か目にしていますが、「焼き場に立つ少年」の写真です。


小学生4-5年でしょうか? 


亡くなった妹をおんぶ紐でしっかりとおんぶして、ぎゅっと口を堅く結んで立つ少年の姿は、何度見ても胸が締め付けられこみあげてくるのです。


元気だと80代でしようか?


戦争の体験を記憶していて語れるのは、私たちが最後の年齢だと思います。


ばかなことを繰り返させないためにも、子孫に語ることをしなければならないと思い始めました。