今日も朝から青空が広がりました。
日中は雲が多い時間もありましたが、青空メインの空でした。
そんな午後です。
変わって、
マニアックなヘリネタです〜
暑くなって、私が時々話題にするヘリのエアコン。
以前にも記載した内容と重複しますが、その実情を改めて紹介します。
車の場合、乗り込んですぐにエンジンをかけて、すぐにエアコンを入れることができますが、ヘリの場合は違います。
まず乗り込んで4点式のシートベルトを締めます。
長さの調整をするため、車のシートベルトよりも時間がかかります。
それから機内の点検。
各スイッチ類がオフになっているかどうかや、サーキットブレーカーが入っているかどうかなどを見て、機体によっては作動点検項目もあります。
そして電源を入れます。
必要なスイッチをオンにして、エンジン始動前に必要な電気系統などの確認をします。
その後、いよいよエンジンスタート!
ここでミスや異常があって、エンジンが高温になり過ぎると、一発で何千万円が吹き飛ぶので慎重に。
エンジンの回転が安定したら、エンジンが2つある場合は続けてもう一方のエンジンをスタートします。
2つ目のエンジンが安定し、発電機が異常ないことを確認します。
これでエアコンを入れることができます!
ここまで早くても5分前後はかかります。
汗だくになるには十分な時間です(^_^;)
機種にもよりますが、車のエアコンとほぼ同じ機構のエアコンは、この時点からわりとよく効いてくれます。
でも車とは違うタイプのエアコンはほとんど効きません〜(^_^;)
しかも、離着陸の際はエアコンを使用してはならないと決められている機体もあります。
そのような機体は、離陸してからエアコンを入れるので、さらに効いてくるまで時間がかかります(^_^;)
乗り込んでから離陸してエアコンを入れられるまで10〜20分といったところです。
ヘリって意外と不便ですよね〜
明日もお仕事!