約30年前の1996年から98年の間にダラスに住んでいた時のことを、現在のことも織り交ぜながら、振り返って書いています。
令和との違いもお楽しみください!

ダラスで迎える大晦日の日。ケンジはこの日、夜中に会社でメンテがあるとのことで、晩御飯を食べた後に出社してしまいました。特別なものは作らず、普通の食事だったと思います。


年越しそばも紅白もない、一人で過ごす大晦日の夜。


テレビを見て過ごしていると、ニューヨークのタイムズスクエアでのカウントダウンの中継が始まりました。通りには溢れんばかりの人が、今か今かとビルの上のボールが落ちてくるのを見守ります。


0時を迎え、ボールが着地し、紙吹雪が舞い散ります。そして蛍の光の大合唱。日本では卒業式やお店の閉店時の曲というイメージで、終わる時の歌という感じなのに、ここでは始まりの歌。不思議に思いながら、ニューヨークの喧騒を眺めていました。


ですが、ダラスはニューヨークより1時間遅れなので、ニューヨークは0時になってもダラスはまだ11時。国内で時差があることを実感しました。


ふと、日本は15時間進んでいるので、もう元旦の昼の2時(14時)ということに気づきました。日本だったら正月特番見てるなーなんて思い、気持ちは日本に飛んでいるのに、体はダラスにあるという、なんだか時の間にいるような気持ちになりました。


結婚して初めて、ダラスに来て初めての年越しは、人生で初の一人での年越し。

除夜の鐘が聞こえるわけもなく、0時を迎える前に寝てしまいました。