ちょいと更新がずれ込んでしまいましたが、11月のお題カクテルです。
今月は『神戸の偉人』
……何故!?と思われた方も多いと思います。頼んだ私もびっくりのお題です。
11月28日は白洲次郎さんの命日だそうで、アルコホールのマスターがそれにちなんでこの日に白洲次郎カクテルをお出しする……というお話を伺ったので、じゃあ11月はそれにしようと心に決めていた次第です。
お付き合いいただきましたバーテンダーの皆様、ありがとうございました。
では早速アルコホールさんの「白洲次郎」をご覧いただきましょう。こちら。

レシピはタンカレーとラフロイグ。それだけ。
この二つを使わないと、白洲次郎にならないそうです。
ところでみなさん、白洲次郎ってご存知です? 私は政治家のブレーンだったという大雑把な知識しかありません。そうなる前の人生を知っていたら、何故このレシピになるのかわかるそうです。気になる方は調べてみてください。
さて、白洲次郎が「めちゃくちゃ濃い」というのはレシピからして想像がつくと思いますが、バーパズルさんではこれをジンフィズ風にして少し甘めに調整し、飲みやすくしてくださいました。

圧倒的に飲みやすい。が、このレシピに炭酸を入れて甘みを足すと、「オロナミンCっぽい味になる」という新発見。やっぱりあれですかね、アイラモルトの薬っぽさ(ぶっちゃけ正露丸っぽさ)がマイルドになると栄養ドリンクになるんでしょうか。
同じく三宮のVilla18さんでは、白洲正子さんをイメージしたカクテルを作ってくださいました。(余談ですが、アルコホールで白洲正子カクテルを注文するとタンカレーと白州で作ってくれるそうです)

山椒のジン、シソのリキュール、すだちシロップを使って、お吸い物のようなカクテルを作ってくださいました。
白洲正子さんは料理本を出していたこともあるので、そのイメージだそうです。
私はシソが苦手なので、それを抜いたバージョンも作ってくれたんですが、やっぱりこれにはシソとか、そういうアクセントがあった方が美味しいような気がします。
そこからさらに近場のサリーチェさんにも作ってもらいました。
「神戸の…異人?」「偉人です。偉い人の方」
という会話から始まり、「じゃあ、異人と偉人をかけて、居留地にあるハンター館のハンターさんをイメージして作りましょう」
と作ってくださったのが、ハンターカクテル。

しかし、本来ならライウィスキーやバーボンなどを使うところですが、神戸のハンターさんにちなんでアイリッシュウィスキーを使ってくれています。
「一応ハンターカクテルはショートカクテルなんでそのまま出しますが、多分そのままだと甘いです。なので、一口飲んだらソーダで割った方がいいと思いますよ」
というマスターの言葉通り、めっちゃ甘かったです。お言葉に甘えてソーダで割ってもらいました。
同じく近場をご紹介しましょう。グランパさんでも作ってくださいました。
神戸の偉人から小磯良平、小磯良平の絵が飾られている赤坂迎賓館、迎賓館の晩餐会で出される食前酒……という伝言ゲーム形式で生み出してくださったのがサケティーニ。

「すいません、神戸の偉人って出てこなくて……」
いえいえ。私だって一人も出てきません。なんなら「俺が偉人だ!」って言っても全然OKなんですけど。もしくは自分の師匠をイメージして……みたいな人はいないんかなーと思ってたんですが。
一番そんなネタを言いそうだと思ったサヴォイオマージュの森崎さんは、先日お亡くなりになったフィリップビコさんをイメージして「パンっぽい」カクテルを作ってくれました。

右から麦、小麦粉、カスタードリキュール、生クリーム、自家製バニラシロップを使用して、パンを表現しています。
ようやく「師匠のカクテルを……」と作ってくださったのは、スロッピージョーの信原さん。
サヴォイの小林省三マスターの「サンエキスポ」。

1970年,大阪万博記念で行われたコンクールで金賞を獲ったカクテルだそうです。
そういえば今度また大阪で万博するみたいですね。……何も言うまいw
神戸の一宮さんでは「清盛の着物の色」をイメージしたカクテル。

平清盛が作った福原の都は実はこの辺りにあったそうです。清盛の別荘も近くにあったりして、神戸と清盛の縁は深い。だからってあちこちに銅像建てることはないと思うんですけどね……
ホワイトラムと、ウオッカベースのリキュールを使って、赤みのあるオレンジのカラーで作っていただきました。
甘くて美味しい。
一番変わった偉人を出してきたのは、アンダンテの赤井さん。

海と空で神戸、そしてワンと27を足して、鉄人28号!
偉人……偉人? いや、偉人です!
今回もたくさんの大喜利違ったカクテルを作っていただきました。
ご協力いただいたバーテンダーの皆様、お疲れ様でした(笑)。