昨夜は林家しん平師匠の映画「落語物語」に出演するため、新宿末廣亭へ。
私の役どころは「常連客B」という実に重要な役です(笑)
実に十年ぶり位に客席に座り古今亭志ん橋師匠の高座を見ましたが、実に新鮮で面白かったです。
やっぱり落語は生で正面から聞くのが一番ですね。
末廣亭も私が客として通っていた頃とは大分変わってて驚きました。
まず、固かった客席の椅子はフカフカの座り心地の良いものに変わってましたし、スピーカーも新しくなってました。
しかし、一番ビックリしたのはトイレが綺麗になっていて、しかも男女別に別れていたことです。
昔は男女一緒でしたから、これには驚きました。
考えてみれば私が噺家になって、もう九年目です。
変わらないようでいて、少しずつ変わっていってるんだなぁと実感していると、同じようなことを一緒に客席に座っていた志ん丸師匠やぬう生兄さん、たけ平兄さんと三木男さんも感じたらしく撮影の合間に、昔の末廣亭の話しで盛り上がりました。
もちろんちゃんと常連客Bとして、お芝居もしましたよ。
とても楽しい現場で映画自体も面白いと思いますので、完成のおりには是非ともご覧くださいませ。
写真は末廣亭の二階の客席でくつろぐぬう生兄さんとたけ平兄さん。
それに二階で踊るぬう生兄さん。
それから撮影前の緊張した面持ちの柳家わさびさん。
二階の客席は初めて行きましたが思ったより広くて、いい雰囲気の空間でした。
機会があればまた行ってみたいな(^^)
そんなこんなで撮影はまだまだ続いていま~す。