ここはちょわとりすの住むボキ島のオティン村。
オティン村にはいろんな仲間がいて、そこではいろんなちょわとりがいろんな生活をしている。
ちょわとり同士の出会いがあり、嬉しいこと、悲しいことを共有するファンタジーの世界。
mixiから生まれた夢の世界をご堪能あれ♪
☆オティン村のルール☆
1トリ 挨拶は「ちょわれ~ん」で。
2トリ 単体での呼び名はちょわとり。
3トリ 群れたらちょわとりす。
4トリ ファンタジーな世界であること。
そんなオティン村の住民、すぃ→君によるちょわれ~~んな快適生活を日記に綴る物語。
はじめましての方は♪
『ちょわとりす』って何??
ちょわとりすの親であるmixiのページに行きたい方はこちら♪
『ちょわとりす』
ブログの力作はこちらです♪
笑顔の秘密♪シリーズ
『第一話』
『第二話』
すぃ→君、果物と蜂蜜を探しに行く♪ ~後編~
第一話はこちら♪
『すぃ→君、果物と蜂蜜を探しに行く♪ ~第一話~』
では、続きを御覧あれ。
『ちょわゴマの蜂蜜屋さん』と書いた大きなネームプレートを掲(かか)げたバスの運転席に座っているちょわゴマちゃん。
すぃ→君の「ちょわれ~~ん」と言った声に気づき、ちょわゴマちゃんも「ちょわれ~~ん」と挨拶を返しました。
「いらっしゃいまへ
ハチミツ かいますかぁ??」
ちょわゴマちゃんにそう尋ねられ、すぃ→君はすぃ→ママが風邪をひいてるのを思い出し「うん」と頷きました。
そうすると、ちょわゴマちゃんは運転席を下り、バスの横に立ち、バスに付いている大きな扉を開きました。
すると、中にはいろんな種類の蜂蜜が瓶詰(びんづ)めになって棚に置いてありました。
すぃ→君はその蜂蜜の瓶の多さに驚きました。
「ええぇぇ~~!!
こんなに たくさんの ハチミツが あるのぉ??!!」
どれも一瓶一瓶が違う蜂蜜のようでした。
蜂蜜に入っている果物のそれぞれだし、またその果物の果汁量もそれぞれ違うものでした。
おそらく、どれも微妙に味が違うものなのでしょう。
どれを選べばいいのか分からずすぃ→君が悩んでいると、ちょわゴマちゃんは尋ねました。
「どんな ハチミツが いいでしょうかぁ??
でも こんなに たくさんの しゅるいが あったら なやみますよねぇ」
優柔不断なすぃ→君。
この種類の多さだったら余計に悩んじゃうよねぇ。
「あっ あの・・・
いま すぃ→のママが
かぜで ねこんでるの
だから・・・
かぜに よさそうな ハチミツ ください!!」
おっ!!
すぃ→君、ちゃんとちょわゴマちゃんに伝えたいこと伝えられたねぇ。
すると、ちょわゴマちゃんは蜂蜜の棚を見ながら考えました。
「かぜに ききそうな ハチミツですかぁ・・・
う~~~ん・・・
そうですねぇ・・・
この リンゴいりの ハチミツ なんて どうでしょうか??」
そう言ってちょわゴマちゃんが勧(すす)めてきたのが、瓶に林檎(りんご)の絵が描かれた蜂蜜の瓶。
すごく甘い香りがしていいですねぇ。
すぃ→君はその蜂蜜の瓶に決めるのかな??
「リンゴいりの ハチミツかぁ・・・
いいにおいがして いいね」
匂いを嗅いだすぃ→君。
どうやらこの林檎入り蜂蜜が気に入った模様。
「じゃあ これに しようかな」
おっと!!
普段は優柔不断なすぃ→君。
でも、今回は決断が早いねぇ。
勧められてそれが気に入っちゃったのかな??
しかし、すぃ→君にはあまり見覚えのない大きなバス。
いろいろとすぃ→君の中で疑問が生まれたので、ちょわゴマちゃんに尋ねてみました。
「ねぇ
あまり みかけない くるま だけど
よく このくるまに のって
ハチミツを うりに いってるの??」
するとちょわゴマちゃんが、
「そうですよぉ
ときどき このぐらいの じかんに
じゅうたくちの ほうまで
ハチミツを うりに いくんですよぉ」
おっっ!!
住宅地といえばすぃ→君の住んでいるところ。
毎日オティン村をプラプラ歩いてるすぃ→君でも知らないことがあったんだねぇ。
初めてそのことを知ったすぃ→君。
驚きを隠せない様子。
「ええぇぇ~~!!
そうなのぉ!!
しらなかったよぉ!!」
そういえば、すぃ→君はこの時間帯ってあんまり住宅地にはいないよねぇ。
だって、この時間ってだいたいどこか違うところへ散歩に行っちゃうじゃないかぁ。
すぃ→ママだと、ちょわゴマちゃんのバスのことを知っているかもしれないよ。
帰ったら聞いてみたら??
「じゃあ こんど
すぃ→が オティン村で きみの ばすを みかけたら
こえを かけるよ」
「ほんとう ですかぁ??!
じゃあ ちゃんと みかけたら こえかけて くださいねぇ
わたしの なまえは ちょわゴマですぅ」
えっっ??!
ちょわゴマ??!!
そう。
彼女がちょわゴマちゃんだと今気づいたすぃ→君。
またまた驚きを隠せない様子。
ずっと森の中を探してたのにねぇ。
まさかこんなところで偶然出会うなんて。
「ええぇぇぇ~~??!!
きみが ちょわゴマちゃん??!!
ずっと さがしてたんだよぉ!!」
「わたしを ですか??
でも なんでですか??」
「すぃ→の ママが かぜをひいてしまったんだよぉ
だから そのために
かぜにきく ハチミツが ほしかったんだぁ
でも ここで であえて ハチミツが てにはいったんだ
よかったよぉ」
すぃ→君はなんだか嬉しそう。
だって、ずっと探してたちょわゴマちゃんに会えたんだもの。
これでご満悦(まんえつ)のすぃ→君。
「ありがとう」と言ってちょわゴマちゃんに別れを告げお家へ帰っていきました。
いっぱい迷ったけど、結果的にはちょわゴマちゃんにも会えたし、蜂蜜も手に入ったし、果物も蜂蜜の中に入ってるみたいだから良かったね。
これをすぃ→ママが飲んでくれれば、すぃ→ママは元気になってくれるかな??
もう、だいぶ日も暮れちゃったね。
早くすぃ→ママのところへ戻って蜂蜜を飲ませてあげよう!!
今日はたくさん歩いたから、すぃ→君疲れちゃったね。
帰っていっぱい休もう。
めでたしめでたし。
『すぃ→君、果物と蜂蜜を探しに行く♪ ~第一話~』
では、続きを御覧あれ。
『ちょわゴマの蜂蜜屋さん』と書いた大きなネームプレートを掲(かか)げたバスの運転席に座っているちょわゴマちゃん。
すぃ→君の「ちょわれ~~ん」と言った声に気づき、ちょわゴマちゃんも「ちょわれ~~ん」と挨拶を返しました。
「いらっしゃいまへ
ハチミツ かいますかぁ??」
ちょわゴマちゃんにそう尋ねられ、すぃ→君はすぃ→ママが風邪をひいてるのを思い出し「うん」と頷きました。
そうすると、ちょわゴマちゃんは運転席を下り、バスの横に立ち、バスに付いている大きな扉を開きました。
すると、中にはいろんな種類の蜂蜜が瓶詰(びんづ)めになって棚に置いてありました。
すぃ→君はその蜂蜜の瓶の多さに驚きました。
「ええぇぇ~~!!
こんなに たくさんの ハチミツが あるのぉ??!!」
どれも一瓶一瓶が違う蜂蜜のようでした。
蜂蜜に入っている果物のそれぞれだし、またその果物の果汁量もそれぞれ違うものでした。
おそらく、どれも微妙に味が違うものなのでしょう。
どれを選べばいいのか分からずすぃ→君が悩んでいると、ちょわゴマちゃんは尋ねました。
「どんな ハチミツが いいでしょうかぁ??
でも こんなに たくさんの しゅるいが あったら なやみますよねぇ」
優柔不断なすぃ→君。
この種類の多さだったら余計に悩んじゃうよねぇ。
「あっ あの・・・
いま すぃ→のママが
かぜで ねこんでるの
だから・・・
かぜに よさそうな ハチミツ ください!!」
おっ!!
すぃ→君、ちゃんとちょわゴマちゃんに伝えたいこと伝えられたねぇ。
すると、ちょわゴマちゃんは蜂蜜の棚を見ながら考えました。
「かぜに ききそうな ハチミツですかぁ・・・
う~~~ん・・・
そうですねぇ・・・
この リンゴいりの ハチミツ なんて どうでしょうか??」
そう言ってちょわゴマちゃんが勧(すす)めてきたのが、瓶に林檎(りんご)の絵が描かれた蜂蜜の瓶。
すごく甘い香りがしていいですねぇ。
すぃ→君はその蜂蜜の瓶に決めるのかな??
「リンゴいりの ハチミツかぁ・・・
いいにおいがして いいね」
匂いを嗅いだすぃ→君。
どうやらこの林檎入り蜂蜜が気に入った模様。
「じゃあ これに しようかな」
おっと!!
普段は優柔不断なすぃ→君。
でも、今回は決断が早いねぇ。
勧められてそれが気に入っちゃったのかな??
しかし、すぃ→君にはあまり見覚えのない大きなバス。
いろいろとすぃ→君の中で疑問が生まれたので、ちょわゴマちゃんに尋ねてみました。
「ねぇ
あまり みかけない くるま だけど
よく このくるまに のって
ハチミツを うりに いってるの??」
するとちょわゴマちゃんが、
「そうですよぉ
ときどき このぐらいの じかんに
じゅうたくちの ほうまで
ハチミツを うりに いくんですよぉ」
おっっ!!
住宅地といえばすぃ→君の住んでいるところ。
毎日オティン村をプラプラ歩いてるすぃ→君でも知らないことがあったんだねぇ。
初めてそのことを知ったすぃ→君。
驚きを隠せない様子。
「ええぇぇ~~!!
そうなのぉ!!
しらなかったよぉ!!」
そういえば、すぃ→君はこの時間帯ってあんまり住宅地にはいないよねぇ。
だって、この時間ってだいたいどこか違うところへ散歩に行っちゃうじゃないかぁ。
すぃ→ママだと、ちょわゴマちゃんのバスのことを知っているかもしれないよ。
帰ったら聞いてみたら??
「じゃあ こんど
すぃ→が オティン村で きみの ばすを みかけたら
こえを かけるよ」
「ほんとう ですかぁ??!
じゃあ ちゃんと みかけたら こえかけて くださいねぇ
わたしの なまえは ちょわゴマですぅ」
えっっ??!
ちょわゴマ??!!
そう。
彼女がちょわゴマちゃんだと今気づいたすぃ→君。
またまた驚きを隠せない様子。
ずっと森の中を探してたのにねぇ。
まさかこんなところで偶然出会うなんて。
「ええぇぇぇ~~??!!
きみが ちょわゴマちゃん??!!
ずっと さがしてたんだよぉ!!」
「わたしを ですか??
でも なんでですか??」
「すぃ→の ママが かぜをひいてしまったんだよぉ
だから そのために
かぜにきく ハチミツが ほしかったんだぁ
でも ここで であえて ハチミツが てにはいったんだ
よかったよぉ」
すぃ→君はなんだか嬉しそう。
だって、ずっと探してたちょわゴマちゃんに会えたんだもの。
これでご満悦(まんえつ)のすぃ→君。
「ありがとう」と言ってちょわゴマちゃんに別れを告げお家へ帰っていきました。
いっぱい迷ったけど、結果的にはちょわゴマちゃんにも会えたし、蜂蜜も手に入ったし、果物も蜂蜜の中に入ってるみたいだから良かったね。
これをすぃ→ママが飲んでくれれば、すぃ→ママは元気になってくれるかな??
もう、だいぶ日も暮れちゃったね。
早くすぃ→ママのところへ戻って蜂蜜を飲ませてあげよう!!
今日はたくさん歩いたから、すぃ→君疲れちゃったね。
帰っていっぱい休もう。
めでたしめでたし。
すぃ→君、果物と蜂蜜を探しに行く♪ ~前編~
今日のゲストはちょわゴマちゃん♪
さぁ、ボキ島ですぃ→君とちょわゴマちゃんはどんな物語を作ってくれるのかな??
・おっとりマイペース
・果物と蜂蜜が好き
・お菓子や果物でできたお部屋に住んでる
・お花畑で花栽培してハチさん飼って蜂蜜とってる
・いつも「ちょわちょわ」言ってる
・運動は苦手!(すぐ筋肉痛に…笑)
・お歌大好き
・妄想大好き♡
それではすぃ→君の快適生活を御覧あれ♪
ボキ島にあるオティン村。
今日もここでは平和な時間が流れていきます。
ここは時間がゆっくりと流れるファンタジーの世界。
そう、ここはちょわとりすの住む夢の世界。
だから、誰もがオティン村では幸せな時を過ごすことができる。
そう。
誰も苦しむこともなく・・・。
夢の世界なのだから・・・。
・・・そんなことはない。
今、すぃ→君のお家では大変なことが起こっています!!
なんと!!
すぃ→君のお母さんである、すぃ→ママが風邪で倒れてしまったのです!!
早くすぃ→ママが元気になるように何かしてあげなきゃ!!
さぁ、すぃ→君。
君はいったいどうする??
風邪薬を買ってきて飲ませてあげる??
湯たんぽで体を温めてあげる??
氷で頭を冷やしてあげる??
暖かい毛布をかけてあげる??
まぁ、することはいろいろあるだろうねぇ。
え~っと、他には・・・。
ビタミンCをいっぱい取ってもらうとか。
果物の中によく入ってるものだよね。
あと、蜂蜜が風邪には良いみたいだよ。
んっ??!
ビタミンC??
果物??
蜂蜜??
あっっ、そうだ!!
ねぇ、すぃ→君。
ここボキ島には果物で出来たお家に住んでるちょわとりさんがいるんだよ。
なんとそのちょわとりさんは、お花を栽培してて蜂を飼っていて蜂蜜を取ってるんだって!!
もしかしたら、果物と蜂蜜を分けてくれるかもよ??
行ってみる価値ありだね。
え~~っと。
そのちょわとりさんの名前はなんていったっけなぁ??
確か・・・。
あっ!!
ちょわゴマちゃんだ!!
そうそう。
森の中に住んでるんだよねぇ。
歌を歌いながら花を栽培してたんだった。
さあ、すぃ→君。
風邪をひいてるすぃ→ママのためにちょわゴマちゃんのところへレッツゴー!!
って、すぃ→君はちょわゴマちゃんの顔を知らないみたいだけど大丈夫かなぁ??
「じゃあ ママ様 いってくるよ」
「だいじょうぶなの??
まいごに ならないように きをつけてね」
本当に大丈夫なのかなぁ??
すぃ→君、方向音痴だから心配だなぁ。
勢いよく家を飛び出したすぃ→君。
今日はお散歩じゃなくて、すぃ→ママのためにちゃんとちょわゴマちゃんのところへ会いに行くんだよ。
久しぶりに人のためになるお仕事だね。
たまにはプラプラしてないでこういうのもいいんじゃない??
ボキ島の地図を確認しながらちょわゴマちゃんの住む森を探すすぃ→君。
すぃ→君はよくお散歩しているから、ボキ島の中で迷子になっても帰って来れないってことはないんだけど・・・。
ただ、地図を見ながら歩くのが大の苦手。
すぃ→君、がんばって!!
さぁ草原を抜け、ちょわゴマちゃんの住む森の前へ到着したすぃ→君。
この森に入ってちょわゴマちゃんのお家を探しに行こう!!
でも、ちょっと深い森だから怖いかなぁ??
ここは男の見せ所だよ。
がんばって森の中へ入ろう!!
森の中は涼しく、ひんやりとした風が吹いています。
避暑地としては最高かもしれないね。
深い森だけど、木々の隙間からは木漏(こも)れ日が射(さ)しています。
この森はまるで奥深くにはお姫様が眠っていそうなほど綺麗で青々としています。
森の中の草を掻(か)き分けて、前へ進んでいくすぃ→君。
そういえば、今日もすぃ→君はズボンも穿(は)かずに、下半身を露出させながら歩いています。
ズボンを穿かないと怪我しちゃうよ。
しばらく歩いたことでしょう。
気がつけば森を出て、その先の海の岸壁(がんぺき)に辿(たど)り着いてしまいました。
どうやら地図を見ながら歩いたのですが、間違っていたようです。
こうなったらまた元の草原のところまで引き返して、もう一度地図をよく見ながら歩くしかないね。
ちゃんと地図を見ながら歩かないとね。
また、深い森を通り、元の草原へ戻っていきました。
今度はちょわゴマちゃんのお家に行けるようにがんばろう!!
また地図を開き、念入(ねんい)りに確認をするすぃ→君。
次こそは大丈夫かな??
すぃ→君は再び森の中へ入っていきました。
地図を確認しながら森の中を抜け、辿り着いた先は・・・??
・・・また海??!!
うそぉ??!!
なんでぇ??!!
ちゃんと地図確認したのにねぇ。
でも、よく地図を見て御覧。
すぃ→君、曲がるところ間違ってるんだよね。
また、草原に戻って地図を見ながらちょわゴマちゃんのお家を探さなきゃ。
でも、そんなことをしてるうちに日が暮れちゃうよぉ。
すぃ→君、大丈夫かなぁ??
また森を通って、再び草原に戻ってきたすぃ→君。
気がつけば日も傾き始め、空はオレンジ色に変わっています。
「はぁ・・・
つかれた・・・」
ずっと歩きっぱなしだったすぃ→君。
疲れて草原の草むらに腰を下ろし、少し体を休ませました。
その時でした。
前に移動カフェ用の小さなバスが前を通りました。
そのバスには大きなネームプレートがあり、そこには大きな字で『ちょわゴマの蜂蜜屋さん』と書いてありました。
しかし、すぃ→君はそのネームプレートを見ていませんでした。
ネームプレートを見ればすぐに分かるのに、すぃ→君は一生懸命バスの中を覗こうとし、中で何を売ってるの知ろうとしました。
すぃ→君は結構肝心なところが抜けてて、単純にネームプレートを見れば分かるものの、一向(いっこう)にその存在に気づこうとしません。
すぃ→君はそのバスに興味を持ち、歩み寄りました。
するとそのバスの運転席には蜂蜜を持ったメスのちょわとりさんがいました。
そう。
彼女の名前はちょわゴマちゃん。
しかし、すぃ→君は彼女がちょわゴマちゃんだということにまだ気づいていません。
さぁ、いつになったら気づくのでしょうか??
「ちょわれ~~ん」
すぃ→君は元気よくちょわゴマちゃんに挨拶をしました。
つづく。
またまた続編です。
さぁ、ボキ島ですぃ→君とちょわゴマちゃんはどんな物語を作ってくれるのかな??
・おっとりマイペース
・果物と蜂蜜が好き
・お菓子や果物でできたお部屋に住んでる
・お花畑で花栽培してハチさん飼って蜂蜜とってる
・いつも「ちょわちょわ」言ってる
・運動は苦手!(すぐ筋肉痛に…笑)
・お歌大好き
・妄想大好き♡
それではすぃ→君の快適生活を御覧あれ♪
ボキ島にあるオティン村。
今日もここでは平和な時間が流れていきます。
ここは時間がゆっくりと流れるファンタジーの世界。
そう、ここはちょわとりすの住む夢の世界。
だから、誰もがオティン村では幸せな時を過ごすことができる。
そう。
誰も苦しむこともなく・・・。
夢の世界なのだから・・・。
・・・そんなことはない。
今、すぃ→君のお家では大変なことが起こっています!!
なんと!!
すぃ→君のお母さんである、すぃ→ママが風邪で倒れてしまったのです!!
早くすぃ→ママが元気になるように何かしてあげなきゃ!!
さぁ、すぃ→君。
君はいったいどうする??
風邪薬を買ってきて飲ませてあげる??
湯たんぽで体を温めてあげる??
氷で頭を冷やしてあげる??
暖かい毛布をかけてあげる??
まぁ、することはいろいろあるだろうねぇ。
え~っと、他には・・・。
ビタミンCをいっぱい取ってもらうとか。
果物の中によく入ってるものだよね。
あと、蜂蜜が風邪には良いみたいだよ。
んっ??!
ビタミンC??
果物??
蜂蜜??
あっっ、そうだ!!
ねぇ、すぃ→君。
ここボキ島には果物で出来たお家に住んでるちょわとりさんがいるんだよ。
なんとそのちょわとりさんは、お花を栽培してて蜂を飼っていて蜂蜜を取ってるんだって!!
もしかしたら、果物と蜂蜜を分けてくれるかもよ??
行ってみる価値ありだね。
え~~っと。
そのちょわとりさんの名前はなんていったっけなぁ??
確か・・・。
あっ!!
ちょわゴマちゃんだ!!
そうそう。
森の中に住んでるんだよねぇ。
歌を歌いながら花を栽培してたんだった。
さあ、すぃ→君。
風邪をひいてるすぃ→ママのためにちょわゴマちゃんのところへレッツゴー!!
って、すぃ→君はちょわゴマちゃんの顔を知らないみたいだけど大丈夫かなぁ??
「じゃあ ママ様 いってくるよ」
「だいじょうぶなの??
まいごに ならないように きをつけてね」
本当に大丈夫なのかなぁ??
すぃ→君、方向音痴だから心配だなぁ。
勢いよく家を飛び出したすぃ→君。
今日はお散歩じゃなくて、すぃ→ママのためにちゃんとちょわゴマちゃんのところへ会いに行くんだよ。
久しぶりに人のためになるお仕事だね。
たまにはプラプラしてないでこういうのもいいんじゃない??
ボキ島の地図を確認しながらちょわゴマちゃんの住む森を探すすぃ→君。
すぃ→君はよくお散歩しているから、ボキ島の中で迷子になっても帰って来れないってことはないんだけど・・・。
ただ、地図を見ながら歩くのが大の苦手。
すぃ→君、がんばって!!
さぁ草原を抜け、ちょわゴマちゃんの住む森の前へ到着したすぃ→君。
この森に入ってちょわゴマちゃんのお家を探しに行こう!!
でも、ちょっと深い森だから怖いかなぁ??
ここは男の見せ所だよ。
がんばって森の中へ入ろう!!
森の中は涼しく、ひんやりとした風が吹いています。
避暑地としては最高かもしれないね。
深い森だけど、木々の隙間からは木漏(こも)れ日が射(さ)しています。
この森はまるで奥深くにはお姫様が眠っていそうなほど綺麗で青々としています。
森の中の草を掻(か)き分けて、前へ進んでいくすぃ→君。
そういえば、今日もすぃ→君はズボンも穿(は)かずに、下半身を露出させながら歩いています。
ズボンを穿かないと怪我しちゃうよ。
しばらく歩いたことでしょう。
気がつけば森を出て、その先の海の岸壁(がんぺき)に辿(たど)り着いてしまいました。
どうやら地図を見ながら歩いたのですが、間違っていたようです。
こうなったらまた元の草原のところまで引き返して、もう一度地図をよく見ながら歩くしかないね。
ちゃんと地図を見ながら歩かないとね。
また、深い森を通り、元の草原へ戻っていきました。
今度はちょわゴマちゃんのお家に行けるようにがんばろう!!
また地図を開き、念入(ねんい)りに確認をするすぃ→君。
次こそは大丈夫かな??
すぃ→君は再び森の中へ入っていきました。
地図を確認しながら森の中を抜け、辿り着いた先は・・・??
・・・また海??!!
うそぉ??!!
なんでぇ??!!
ちゃんと地図確認したのにねぇ。
でも、よく地図を見て御覧。
すぃ→君、曲がるところ間違ってるんだよね。
また、草原に戻って地図を見ながらちょわゴマちゃんのお家を探さなきゃ。
でも、そんなことをしてるうちに日が暮れちゃうよぉ。
すぃ→君、大丈夫かなぁ??
また森を通って、再び草原に戻ってきたすぃ→君。
気がつけば日も傾き始め、空はオレンジ色に変わっています。
「はぁ・・・
つかれた・・・」
ずっと歩きっぱなしだったすぃ→君。
疲れて草原の草むらに腰を下ろし、少し体を休ませました。
その時でした。
前に移動カフェ用の小さなバスが前を通りました。
そのバスには大きなネームプレートがあり、そこには大きな字で『ちょわゴマの蜂蜜屋さん』と書いてありました。
しかし、すぃ→君はそのネームプレートを見ていませんでした。
ネームプレートを見ればすぐに分かるのに、すぃ→君は一生懸命バスの中を覗こうとし、中で何を売ってるの知ろうとしました。
すぃ→君は結構肝心なところが抜けてて、単純にネームプレートを見れば分かるものの、一向(いっこう)にその存在に気づこうとしません。
すぃ→君はそのバスに興味を持ち、歩み寄りました。
するとそのバスの運転席には蜂蜜を持ったメスのちょわとりさんがいました。
そう。
彼女の名前はちょわゴマちゃん。
しかし、すぃ→君は彼女がちょわゴマちゃんだということにまだ気づいていません。
さぁ、いつになったら気づくのでしょうか??
「ちょわれ~~ん」
すぃ→君は元気よくちょわゴマちゃんに挨拶をしました。
つづく。
またまた続編です。
すぃ→君と蜜男くん
今日のゲストは蜜男(みつお)くんです♪
名前は蜜男だけど、女性です♪
・ツンデレ
・趣味は実験、解剖
・口癖は「死に晒せ!!」
・ロック魂を持っている
・将来の夢は世界征服
・ただし、嫌いなものは、ぶりっ子な女と優柔不断な男
・そして、ツンデレ
今日のすぃ→君は蜜男くんと会うよ♪
さぁ、優柔不断なすぃ→君だけど、うまく蜜男くんと仲良くなれるかなぁ??
今日のすぃ→君。
相変わらず、オティン村をプラプラプラプラしてます。
毎回お馴染みのお散歩だね。
さぁ、すぃ→君。
今日はどんなコースでオティン村をお散歩しようか??
住宅地??
それともパイレイク??
ホッキ山??
あっ!!?わかった!!
チョンチョ(村長)のお屋敷だぁ!!
んっ??!
でも、いつもとコースが違うみたい。
どうやら、ホッキ山の手前にある草原まで行くみたい。
こんなだだっ広い草原のど真ん中でいったい何があるっていうんだい??
あっっ??!
単なる昼寝かぁ!!
草むらの上で寝転ぶって気持ちいいもんねぇ。
すぃ→君はかなりの怠け者。
何もせずにこうしてるの大好きなんだねぇ。
草むらの上で横になるすぃ→君。
あぁ。こうしながら空を見上げると、雲って絶えず動いてるんだなぁとか考えちゃうよね。
日差しの気持ち良さにウトウトし始めたすぃ→君。
そっと瞼(まぶた)を閉じます。
気がつけば、あまりの気持ち良さに、すぃ→君は寝てしまいました。
・・・・。
・・・・。
ジャガジャァ~~~ン!!!
んっ??!
何の音だ??!
いきなりの爆音のせいで、すぃ→君は目覚めてしまいました。
「死に晒せ!!」
と誰かが叫んでます。
いったい、こんな大草原のど真ん中で叫んでるのは誰??
心地よい眠りを妨げられたすぃ→君。
ちょっと不機嫌になりながら、その爆音のするほうを見ました。
どうやら、音の主はギターを持ったピンク色をしたちょわとりのようです。
そう、彼女の名前は蜜男くん。
オティン村では有名なロック魂を持った危険なちょわとりさん。
「よぉ!!
すぃ→!!
げんきかぁ??!」
あらら。
すぃ→君、今回はちょっと厄介なちょわとりさんに絡むことになった模様。
ジャガジャァ~~ン!!
「いえぇ~~い!!」
ギターの爆音に合わせて叫ぶ蜜男くん。
耳を押さえながらすぃ→君は蜜男くんに尋ねました。
「あのぉ~~
みつおくんは いったい ここで なにを してるの??」
その質問に対し、蜜男くんは。
「おいおいおい!!
みてわからないか??
ギターの れんしゅう だよ
ぼくは この ギターで せかいを せいは するんだ」
何がなんだか理解の出来ないすぃ→君。
ギターで世界を制覇する??
どうやって制覇するのだろう??
青空の下。
だだっ広い草原のど真ん中でギターを弾くっていうのは気持ちいいものなんだろうねぇ。
蜜男くんは少し自分に酔いながらギターを弾いて、ついでに歌も歌い始めました。
「死に晒せ!!」
歌の途中で入るこの台詞(せりふ)。
いったいどういう意味なんだろう??
仕方なく蜜男くんに付き合うことになったすぃ→君。
わがままなすぃ→君でも、やっぱり蜜男くんには勝てない様子。
歌にもドンドン熱が入り、どうやら誰にも止められそうにありません。
やっとのことで歌が終わりそうです。
完全燃焼という感じで歌い終わった蜜男くん。
やっと歌が終わったと思ってホッとするすぃ→君でありましたが、その後蜜男くんはとんでもないことを言い始めました。
「なぁ すぃ→
ぼくと いっしょに おんがくで
せかいせいはを めざさないか??
せかいせいはが おわったら
こんどは せかいせいふくを めざすんだ!!」
「えっっ??!
ええぇぇぇ~~??!!」
完全に蜜男くんに押され気味のすぃ→君。
さぁ、このままだと蜜男くんぺースに巻き込まれるぞ。
テンパるすぃ→君。
「あっ うっ そっ そのっ・・・
えっとぉ いや・・・」
あらら。
優柔不断なところを出してしまったすぃ→君。
蜜男くんは優柔不断な人が大っ嫌い。
怒らせることになっちゃうぞぉ。
「おいっ!!
すぃ→!!
はっきりさせろよぉ!!」
蜜男くんを苛々させてしまったすぃ→君。
さぁ、どうする??
それでもテンパるすぃ→君。
「あっ うっ わっ
えぇっと・・・
あのぉ・・・」
・・・んっ??
あれれ??
すぃ→君、涙目になってるぞぉ??
まさか・・・。
「ヒック ヒック
うわあぁぁぁぁん!!!」
あららぁ。
すぃ→君泣いちゃった。
「おっ!! おいっ!!
すぃ→!!
なくなぁ!!」
今度は蜜男くんがテンパってきちゃったね。
「よっ よしっ!!
ぼくの うたをきいて げんきだせ!!」
再びギターを手に持つ蜜男くん。
「よぉ~し!!
ぼくの うたよ
せかいに とどけぇ~~!!」
また歌を歌い始める蜜男くん。
しかしすぃ→君は。
「うわあぁぁ~~ん!!」
・・・泣き止まない。
それでも歌い続ける蜜男くん。
でも、すぃ→君は泣きやむ気配が全くありません。
どんな歌を歌っても泣き止まないすぃ→君に、蜜男くんはどうしたらいいのか分からず溜息(ためいき)。
「はぁ~~
すぃ→よ
きみは どうしたら なきやんで くれるんだ??」
その時でした。
空を優雅に飛ぶちょわとりの姿が見えました。
すぃ→君はそのちょわとりに心奪われ、しばし見つめました。
すぃ→君は事情により空を飛ぶことが出来ません。
しかし、蜜男くんは空を飛ぶことが出来ます。
そうだ!!
蜜男くんがすぃ→君を背中に乗せて飛んであげれば泣き止んでくれるんじゃないかなぁ??
そして、蜜男くんはすぃ→君に向かって言いました。
「すぃ→・・・
ぼくの せなかに のりなよ・・・
そらからみる オティン村 みせてやるよ」
そう言うと、すぃ→君は嬉しそうに頷(うなず)き、蜜男君の背中に飛び乗りました。
そして、翼を羽ばたき、ドンドン上昇して行きました。
「なぁ すぃ→
せかいは こんなにも ひろいんだぜ
ぼくは このせかいを せいは したいよ」
そう言いながら、ゆったりと空を飛んでいきました。
すぃ→君はなんだか嬉しそう。
すぃ→君も空飛ぶ練習して早く飛べるようになろうね。
涙は女の武器っていうけど、男の子であるすぃ→君が使っちゃったね。
すぃ→君の涙には勝てない蜜男くんなのでした。
おしまい♪
んん~~~。
話の出来としてはちょっと弱かったですかねぇ??
名前は蜜男だけど、女性です♪
・ツンデレ
・趣味は実験、解剖
・口癖は「死に晒せ!!」
・ロック魂を持っている
・将来の夢は世界征服
・ただし、嫌いなものは、ぶりっ子な女と優柔不断な男
・そして、ツンデレ
今日のすぃ→君は蜜男くんと会うよ♪
さぁ、優柔不断なすぃ→君だけど、うまく蜜男くんと仲良くなれるかなぁ??
今日のすぃ→君。
相変わらず、オティン村をプラプラプラプラしてます。
毎回お馴染みのお散歩だね。
さぁ、すぃ→君。
今日はどんなコースでオティン村をお散歩しようか??
住宅地??
それともパイレイク??
ホッキ山??
あっ!!?わかった!!
チョンチョ(村長)のお屋敷だぁ!!
んっ??!
でも、いつもとコースが違うみたい。
どうやら、ホッキ山の手前にある草原まで行くみたい。
こんなだだっ広い草原のど真ん中でいったい何があるっていうんだい??
あっっ??!
単なる昼寝かぁ!!
草むらの上で寝転ぶって気持ちいいもんねぇ。
すぃ→君はかなりの怠け者。
何もせずにこうしてるの大好きなんだねぇ。
草むらの上で横になるすぃ→君。
あぁ。こうしながら空を見上げると、雲って絶えず動いてるんだなぁとか考えちゃうよね。
日差しの気持ち良さにウトウトし始めたすぃ→君。
そっと瞼(まぶた)を閉じます。
気がつけば、あまりの気持ち良さに、すぃ→君は寝てしまいました。
・・・・。
・・・・。
ジャガジャァ~~~ン!!!
んっ??!
何の音だ??!
いきなりの爆音のせいで、すぃ→君は目覚めてしまいました。
「死に晒せ!!」
と誰かが叫んでます。
いったい、こんな大草原のど真ん中で叫んでるのは誰??
心地よい眠りを妨げられたすぃ→君。
ちょっと不機嫌になりながら、その爆音のするほうを見ました。
どうやら、音の主はギターを持ったピンク色をしたちょわとりのようです。
そう、彼女の名前は蜜男くん。
オティン村では有名なロック魂を持った危険なちょわとりさん。
「よぉ!!
すぃ→!!
げんきかぁ??!」
あらら。
すぃ→君、今回はちょっと厄介なちょわとりさんに絡むことになった模様。
ジャガジャァ~~ン!!
「いえぇ~~い!!」
ギターの爆音に合わせて叫ぶ蜜男くん。
耳を押さえながらすぃ→君は蜜男くんに尋ねました。
「あのぉ~~
みつおくんは いったい ここで なにを してるの??」
その質問に対し、蜜男くんは。
「おいおいおい!!
みてわからないか??
ギターの れんしゅう だよ
ぼくは この ギターで せかいを せいは するんだ」
何がなんだか理解の出来ないすぃ→君。
ギターで世界を制覇する??
どうやって制覇するのだろう??
青空の下。
だだっ広い草原のど真ん中でギターを弾くっていうのは気持ちいいものなんだろうねぇ。
蜜男くんは少し自分に酔いながらギターを弾いて、ついでに歌も歌い始めました。
「死に晒せ!!」
歌の途中で入るこの台詞(せりふ)。
いったいどういう意味なんだろう??
仕方なく蜜男くんに付き合うことになったすぃ→君。
わがままなすぃ→君でも、やっぱり蜜男くんには勝てない様子。
歌にもドンドン熱が入り、どうやら誰にも止められそうにありません。
やっとのことで歌が終わりそうです。
完全燃焼という感じで歌い終わった蜜男くん。
やっと歌が終わったと思ってホッとするすぃ→君でありましたが、その後蜜男くんはとんでもないことを言い始めました。
「なぁ すぃ→
ぼくと いっしょに おんがくで
せかいせいはを めざさないか??
せかいせいはが おわったら
こんどは せかいせいふくを めざすんだ!!」
「えっっ??!
ええぇぇぇ~~??!!」
完全に蜜男くんに押され気味のすぃ→君。
さぁ、このままだと蜜男くんぺースに巻き込まれるぞ。
テンパるすぃ→君。
「あっ うっ そっ そのっ・・・
えっとぉ いや・・・」
あらら。
優柔不断なところを出してしまったすぃ→君。
蜜男くんは優柔不断な人が大っ嫌い。
怒らせることになっちゃうぞぉ。
「おいっ!!
すぃ→!!
はっきりさせろよぉ!!」
蜜男くんを苛々させてしまったすぃ→君。
さぁ、どうする??
それでもテンパるすぃ→君。
「あっ うっ わっ
えぇっと・・・
あのぉ・・・」
・・・んっ??
あれれ??
すぃ→君、涙目になってるぞぉ??
まさか・・・。
「ヒック ヒック
うわあぁぁぁぁん!!!」
あららぁ。
すぃ→君泣いちゃった。
「おっ!! おいっ!!
すぃ→!!
なくなぁ!!」
今度は蜜男くんがテンパってきちゃったね。
「よっ よしっ!!
ぼくの うたをきいて げんきだせ!!」
再びギターを手に持つ蜜男くん。
「よぉ~し!!
ぼくの うたよ
せかいに とどけぇ~~!!」
また歌を歌い始める蜜男くん。
しかしすぃ→君は。
「うわあぁぁ~~ん!!」
・・・泣き止まない。
それでも歌い続ける蜜男くん。
でも、すぃ→君は泣きやむ気配が全くありません。
どんな歌を歌っても泣き止まないすぃ→君に、蜜男くんはどうしたらいいのか分からず溜息(ためいき)。
「はぁ~~
すぃ→よ
きみは どうしたら なきやんで くれるんだ??」
その時でした。
空を優雅に飛ぶちょわとりの姿が見えました。
すぃ→君はそのちょわとりに心奪われ、しばし見つめました。
すぃ→君は事情により空を飛ぶことが出来ません。
しかし、蜜男くんは空を飛ぶことが出来ます。
そうだ!!
蜜男くんがすぃ→君を背中に乗せて飛んであげれば泣き止んでくれるんじゃないかなぁ??
そして、蜜男くんはすぃ→君に向かって言いました。
「すぃ→・・・
ぼくの せなかに のりなよ・・・
そらからみる オティン村 みせてやるよ」
そう言うと、すぃ→君は嬉しそうに頷(うなず)き、蜜男君の背中に飛び乗りました。
そして、翼を羽ばたき、ドンドン上昇して行きました。
「なぁ すぃ→
せかいは こんなにも ひろいんだぜ
ぼくは このせかいを せいは したいよ」
そう言いながら、ゆったりと空を飛んでいきました。
すぃ→君はなんだか嬉しそう。
すぃ→君も空飛ぶ練習して早く飛べるようになろうね。
涙は女の武器っていうけど、男の子であるすぃ→君が使っちゃったね。
すぃ→君の涙には勝てない蜜男くんなのでした。
おしまい♪
んん~~~。
話の出来としてはちょっと弱かったですかねぇ??