はじめまして。
ちょびかと申します。

お立ち寄りいただき
ありがとうございます!

これから書くのは
我が家で起こった実話です。



「来月から
仕事を休職しようと思う...」


ある年の初夏、
夫はなんとも申し訳なさそうに
打ち明けてきました。


ついにそこまで
  来てしまったか...
それが最初に抱いた私の気持ち悲しい

もう何年も前から、
夫は体の不調を訴えていました。
特にその年に入ってからは、
日に日に顔色も顔つきも
悪くなっていたのは明白。

だけど、そのことを認めたくなかった。
簡単には受け入れられなかった。

なんやかんやで、なんとかなるのだと
自分に言い聞かせて過ごしていました。

しかし、そうではなかった。
ついにその時がきてしまったのです。


休職をすると言い出した夫に、
私はすぐに良い返事はできませんでした。


だってその時、娘はまだ1歳。

子育てはスタートしたばかり、
その上、私は専業主婦。
夫の休職は不安以外の何者でもなく、
簡単には受け入れられなかったのです。


が、夫も主張を曲げなかったもやもや


普段だったら、私が反対したことは
必ずと言ってもいい程、折れてくれる
夫がその時は違いました。


限界だったのでしょうね...汗
折れない夫を前に、
私が折れるしかなかった。


これが夫の休職のはじまり。


この時点では、休職期間は1〜2ヶ月、
長くても3ヶ月程度で終わるものだろう
と思っていました。
それは夫も私も。


しかし、
人生はそんなに甘くない。


ここから長い長い戦いが始まるのです。
この時はそんなこと夢にも思わず...汗

いや、知らぬが仏

この先の長い戦いを知らないからこそ
進めたのでしょう。
人生とはそんなもの。
その先のことが分からないからこそ、
前へ進めるのかもしれません。

少なくとも、この時の私は
この先のことを知っていたら、
足がすくんでいたに違いありません。
人生とはそんなもの...




次回に続く...