【約4か月ぶりの兵庫県庁】

県庁ロビーには篠山産業高校の生徒さんたちが制作した立派な飾りが置かれていた。正月飾りとすれば、残念ながら今ではいささか時期ハズレ。

稲作は日本の食の根幹であり、副産物の藁（わら）を生かす生活スタイルは日本の伝統でもある。

多くの米づくり農家がある加西市内でさえ、稲刈りと同時に藁は田んぼに捨てられてしまい、今日、筵（むしろ）・藁縄（わらなわ）・建築材料・正月飾りなどに使うことが大変少なくなってしまった。

私は今年から有機無農薬の稲作を始めるので、正月飾りづくりもいずれ復活させたい。

県庁への途上、「神戸八社」のうち「四宮（よのみや）神社」の前を通り掛かった。

一宮は北野村、二宮は生田村や葺屋荘、三宮は神戸村、四宮は花隈村、五宮は奥平野村、六宮は坂本村、七宮は兵庫津北浜、八宮は坂本村を鎮守。

神社の数字は神功皇后が巡拝された順に番号がつけられている由。

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