【環境や有機農業を考える　たつの有機農業教室】

フェイスブック友達の木多見哲夫さんにお願いして、「たつの有機農業教室」にオブザーバー参加した。

90名ほどの受講生のうち、女性が8〜9割。やはり、女性の方が食・健康・環境・農業などへの意識が高いようだ。

お陰様で、神戸大学名誉教授でNPO法人兵庫農漁村社会研究所理事長の保田茂先生や兵庫県農林水産技術総合センター次長の西村いつきさんの素晴らしい講演に大変感銘を受けた。

私はこれまで環境・健康・食・安全な食糧生産などの大切さを訴え、環境のまちづくり、有機無農薬の農業生産、オーガニック給食などを公約に掲げてきた。

お二方の講演を拝聴し、まさに我が意を得たりの心境だった。

宮古島のサトウキビ生産で使われるネオニコチノイド系農薬が地下水を汚染し、発達障害児童数が近年激増しているとの神戸大学の調査があること、

食物連鎖により環境汚染物質は、人間が魚を食べる時点で何と8.5万倍に濃縮されているとの調査があることは知らなかった。

日本は基準が甘すぎる。諸外国では許されない甘い基準の輸入穀物を食べ、日本茶の残留農薬は50倍とも言われる。

有機農業教室で4年5年と学び続ける熱心な人が多いが、私は個々の作物をいかに有機で育てるかのノウハウではなく、地域や日本に有機農業をいかに広めていくかの仕組みづくりや、農薬の使用規制、残留基準値の厳格化などにもっと関心がある。

有機無農薬自然栽培をしたいが、その機会が無い都市住民などに空間やサービスを提供したい。

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