奈良のお城へ攻め込みましたぞー!
佐味城に行きたくて声を掛けたのですが、なんやかんや色々ありまして
佐味城は見送りになりました ←本末転倒w
今回は顔見知りのフォロアーさんばかりじゃないので、ややビクビク
「ところで今日は“kaiる”を見せてもらえるんですか?」
「!!?(しょ、初対面の方までご存知とは)」
「はじめてみたときは「なんだ、この動詞ww」って思ったんですが、
実際どういうことなんですか?尾根直登の事ですか?」
「あ、いえ。尾根とかで・・・“滑りコケること”です」
ちなみにこの言葉、私が造ったわけじゃないです。
そこもあわせてご周知の上、盛り上がっていただけたらと思います・・・(遠い目)
(盛り上がっていただけてるので光栄ですが、実は本人あまりコケないんですよ)
前置きが長くなりましたが、いざ出発
っていっても、見学ルートも運転も詳しい方々にお任せして
THEお荷物 幹事・・・{ありがとうございます
まずは北城と南城からなる“龍王山城”
この日は天気は最高、「最高気温22度 4月下旬の暖かさ」という行楽日和だったのですが、
(というかむしろ暑かった でも夜は寒かった
)
黄砂なのか花粉なのかで視界真っ白!!
信貴山の方向のハズ・・・。
私、花粉症は治った人間で、この時期でも快適な生活を送れるようになりましたが、
龍王山城にはスギがたくさん植えてあって、花粉が飛んでいるのが見えました・・
再発はしませんでしたが、攻城中やや目が痒くなりました(つェ⊂){痒いぃぃ
「堀切、ふかーい!」と感動していたら
「ここ、降りますよー」
ヽ(°▽°;)ノ 「は、はい!ガンバリマッス!」
ロープ?そんなものありませんよ (ヾノ・∀・)
龍王山城 北城の竪堀
図面には畝状空堀が描かれているのですが、残念ながら藪でわかりません
せっかくいい遺構があるのだから、ぜひ整備していただきたいです・・・。
(古墳とか寺院のほうが古いけどさ、お城も貴重ですよ(;ω;))
龍王山城の南城と北城でガッツリ4時間費やしました!
「じゃあ、これで龍王山城は終了で~」といわれ・・・・
案内板見た瞬間から目をつけていた"あるもの"をまだ見てない
諦められなくて、意を決してお願いしてみる。
「すみませーん、コレ見たいんですけど・・・」
「ああ、それならすぐそこですよ。見えてますよ」と言われ、
やや藪ってましたが、しっかり土橋 満足
ダッシュしたものの、他の参加者さんもいらっしゃって
ガイド役の方に「これは知らなかったです」という声をいただきました{いえ~い
このとき「土橋を見つけたkaiさんには神が宿る」という意味深なツイートをされてました。
翌日聞いてみたら「kaiさんは土橋とかいい遺構を見ると動きが3倍早くなるなぁと思って」
えwwww。〇(なんか似たようなこと前にも言われた気がするなぁ)
「展望台→」って案内板もあったけど、城好きメンバーさん完全スルー(花粉で真っ白だしね~)
わたくしごとですが、龍王山城を攻めたのに某GPSアプリゲームで落城させられませんでした・・・
麓じゃGETできないし、山中に入ると圏外の難攻不落の城のようです{むむむっ
大満足して、次に向かったのは“豊田城”
横堀
Y字の空堀
主郭をぐるっと横堀が囲んでいるし、このY字の空堀がまた深くて長いっ!
案内板も真新しかったので、整備が進んでいるのだと思いますが、
一番整備されていそうな、主郭は藪ボーボーでした(笑)
1日目最後の城は“椿尾上城”
畝状空堀
クランクした空堀と石積み
ここもコンパクトなお城ですが、竪堀あり、空堀あり、土橋あり、堀切ありで萌え萌え~
「椿尾城とも椿尾上城って書かれてたりしますよね」って話していたら
「椿尾下城ってのもあるんですよ」とのこと。
さっそく検索したら、これまた堀切がズバズバ入ってて楽しそうなお城でした!
2日目、最初は“信貴山城”だったんだけど、朝駆けして“筒井城”へ
私が苦手な町の中に遺構が散在しているタイプのお城
町中や神社に土塁や堀が散在していました。
上のブルーシートは発掘調査用だったそうで
2週間後のH25/3/23(土)に筒井城の現地説明会が開催されました
僧侶の筒井順慶の城なのに井戸に多量の転用石が使われていたとのことです!
この時代の出家(お坊さん)って名ばかりだったんかねぇ?
筒井氏のお城を見た後は、敵対勢力 松永氏の“信貴山城”へ!
あとで知ったけど麓の朝護孫子寺にある、世界一大きな福寅が有名だそうですね。
道の駅にあるレプリカ
この城のみどころは深~い 切 岸
松永屋敷 南の大切岸 (参加者様の写真を使わせていただきました)
東海からの参加者の2人はこの切岸が今回のツアーで一番印象に残ったとのことです。
“切岸萌え”なんてレベルが高くて、私まだ到達できてませぬ・・・
切岸を這い登る
ロープ?そんなものありませんよ (ヾノ・∀・)その2
でも私は登山道をテクテクより切岸直登のほうが好きです~
ちなみに・・・。ガイド役の方がもうひとりの女性参加者には
「はい、そこで左の木持って~、」のようにアドバイスをされてたのですが、
「kaiさんは全く心配してないんで」
∑( ̄□ ̄;)!!
え、えーっと・・・・
「心配しなくても大丈夫」ってこと(だと思う)だから嬉しいんだけど、
なんか「滑っても大丈夫でしょ!」っていう意味にも感じられて悲しい気もするよ・・・
あ。「むしろkaiるのが真骨頂でしょ。期待してますよ?」ってこと?
(※今回のツアーではみなさんが見てるところではkaiってません)
「雌岳はスルーして、来た道と同じルートで下山しましょう」ってことになり、
なんとなーく縄張図を見たら、
(あれ・・・。ここ行ってないよな。明らかに堀があるんだけど・・・土橋あるっぽ(ry
ということで聞いてみる。
「すいませーん。ここを通って帰れませんかね?コレ・・・見てないですよね?」
「あー。・・・・ここは行ったことないなぁ」
「登山道(図面の点線)繋がってないからダメですかね」
「いや・・・。図面では繋がってないけど、繋がってるから行けますよ」
ということで、行くことに!
そしたら
堀切 (参加者様の写真を使わせていただきました)
見事な堀切です!
ガイド役のかたも「この堀切の写真はネットでも見たことない」
「kaiさんのお手柄」って仰られましたー{ヤター!
で。「行けますよ」と言ってくださった方は・・・
充電器忘れて(バッテリー切れで)写真撮れなくて悶々としてました
お次は島左近の城といわれている“椿井城”
いろいろ書きたいですが、それは後日、詳細レポで!
(※椿井城はH25.4.1より一部で入城制限されるとのことです)
「椿井城はちょっと登りキツいです」と聞いてたので、「(・ω・`)しょぼーん」としていると
「登るとすぐ目の前に、明瞭な土橋がありますよ」
kai「え!?∑(°▽° )土橋!?」
「テンションあがたww」
kai「えへ( ̄▽ ̄〃)」
「テンションあがるものが土橋て、すごいよね(変わってるよね)」
このくだり、ブログの城仲間さんにも言われたことあったな~w
堀切
ラストは“多聞城”
多聞城の堀切
道路と化してますが、これが堀切だそうです。
どんだけ深いんですか!!
おまけで予定していた“西方院山城”はナシにして、ちょっと早めに解散~。
帰りの電車から大和郡山城と平城京(だっけ?)が見られました
東海から参加されたメンバーさんとお食事して、
「帰るのさみしー」とぼやいたら、癒しスポットへつれてってくださいました
名古屋城
名駅から名古屋城見えたんだ!しかもけっこう近いんだ ←
これにて「第1弾 奈良オフ」は終了~。
楽しすぎて、行ってきたよレポなのにものすごーく長くなってしまいました
早めに詳細レポを書きたいところですが・・・・{あはは