

ご町内に、生田緑地がある。
24日土曜日、ここをお散歩。

まるで、はるか山奥のような竹林が広がるが、ここの最寄駅は小田急線向ヶ丘遊園駅。
新宿まではおよそ20分の立地。
どちらかと言えば、郊外の住宅地。

ところが、生田緑地には森林と里山の情景が広がっている。
しかも、かなり広大で、見渡す限り緑の氾濫。
市街地は視界に一切入らない。都市部の喧騒とも無縁。
ただただ、蝉と風の声だけが響く空間。

草木に覆われた木道が木陰を広げ、汗が滴る8月の猛暑をわずかに和らげてくれる。
アスファルトに囲まれた都市部とはまるで異空間。

およそ40分ほど歩き回っていたが、出会った人はわずかに1人。
へたに遠出するより、はるかに過疎で占有自然空間を満喫できた。
強すぎる日光が、人よけになってくれたのだろう。

このあたり、6月にはゲンジボタルが飛び交っている。
我が家にも、洗濯物にカブトムシが飛来していたりする。
町内で森林浴…
まさかの展開だった。

渋谷や新宿からそれほど離れていないエリアに、
このような秘境がまだ隠れているのかもしれない。
教えてもらいたいなぁ…
<今回の写真はすべて、NIKON1J5の撮って出しJPEGです>