

プロのカメラマンや、ハイアマチュアと呼ばれるような方々の意見て、ほとんどアテにならないわけです。
なにせこだわりが強すぎて、ともすると「性能重視」の呪縛から離れられない。
でも、私のような一般人からすれば、「価格」「扱いやすさ」が最重要なわけで、
その範囲内で「写りが一番いい」機種が欲しいわけです。
<結論>
キットレンズ込みで新品10万円未満、好きなブランド名のミラーレスで一番小型軽量なカメラがおすすめ!!
<理由>
各社で特徴はあるけれど、写りとしては大差ないレベルに達している。
カメラもオーディオと同じで所有して持ち歩く満足感が一番大事。
つまり、デザインとブランド名、そして小ささを基準にすれば問題なし!
<現行機種おすすめカメラ>
VLOGCAM ZV-E10
CANON EOS R100もこの価格の範囲内で写りや基本性能は上なわけですが、
コンパクトさでソニーに軍配。
結局、小さくて軽いことが最大のポイント。
ソニーというブランド名に抵抗がないならこれになるでしょう。
なんでそんなことを書くのかと言えば、
私個人としては「SONY」と書かれたカメラを持ち歩くのは絶対に嫌。
自動車で言えば、世界的に大ヒットしている「B.Y.D.」「テスラ」とおんなじイメージ。
テスラもBYDも、自動車本来の機械感やブランドヒストリー皆無で、
自動車というよりは大きな電子機器って感じ。リモコンカーやGalaxyタブレットの延長線上。
ソニーも同じで、カメラとしての機械感やブランドヒストリー皆無で、
カメラというよりは電子機器って感じ。スマートフォンの延長線上。
いまのミラーレスカメラが電子機器であることは間違いないのだけれど…
なんか、違うんです!
でも、軽量コンパクトでキットレンズ込み10万円未満のカメラが、
キヤノンからもニコンからも消えてしまった。
その結果、エントリーユーザーを全てソニーに持っていかれるというテイタラク!
ソニー買わない私でも、ここはフラットにソニーのカメラを勧めるしかないわけです。

かつてNIKONには、NIKON1シリーズという小型軽量カメラがありました。
実は今でも、一番使用頻度が高いカメラだったりします。
何せ、撮って出しの画質が陰影抜群で最高なのです。
おまけに、デザインもいいし世界最大レベルで小さくて軽量。
スノーボードの時はジャケットのポケットに入れてバシバシ雪山風景撮影!

これは昨日NIKON1 J5で撮影した撮って出し画像。
この無加工でパッキリしてる陰影コントラストがニコンを最大に好きなところ。
が、このカメラはセンサーが1インチ。
万人に勧められるかというと難しく、さらにこのNIKON1は絶版になってしまい、新品は販売されていません。
中古購入前提であれば、こいつが一番のおすすめ。
Z30がレンズキット付きでソニー「VLOGCAM ZV-E10」と競合しうる10万円未満であれば間違いなくイチオシなのですが、余裕で12万円超え。
ソニーに敗北です。

で、ちゃんとしたAPS-Cセンサーを搭載していて、最も持ち歩く一台がCANON EOS M100。
ニコワンより一回り大きいものの、それでも軽量コンパクト。
ピント合わせが遅かったり撮って出しだと全体的に暗めに出るといった欠点はあるものの、現像ソフト「Lightroom」を使えば解決。
ダブルレンズキット付きで新品4万円台という最高なるエントリー機種だった。

こちらがそのM100で最近撮影した写真。
なんの不満もなく、iPhoneとは別次元の写真が楽しめるわけです。
がしかし、このレンズマウント「EF-M」も絶版となってしまいました。
で、RFマウントに移行して、エントリーモデル10万円越えを達成。
つまり、格安エントリーカメラからは、NIKONに続いてCANONも撤退してしまったわけです。
そこでSONYの動画機「VLOGCAM ZV-E10」を新品としておすすめしたわけですが、
本当の話をすると、キヤノン EOS M100/M200の状態の良い中古を購入した方が満足度高いとは思います。
レンズは性能高いし、しかも安い!
中古購入前提なら、このキヤノン2機種が最もバランスが素晴らしいかもしれません。

が、カメラというのは魔のもので、私はZ5というフルサイズセンサーのカメラも購入してしまいました。
旅行に出掛けて撮影する際のメインカメラはこちら。
でも、自動車移動じゃないと辛いですね。電車移動の時は、持って行く気があまりしない。
重いし、大きいです。
その分、写りは抜群に良いです!
特に、暗所と室内ではAPS-Cとの差が出ます。
が、その高性能を引き出す「SーLine」のレンズが高額すぎます。
レンズだけで、フルサイズ機の本体が購入できます。つまり、15万円以上当たり前の世界。
そう、10万円以上のAPS-C機を購入するくらいなら、最初からフルサイズ機を買った方があとから後悔しない。
とはいえ、単体レンズが高額すぎてレンズラインナップの拡張が難しい。
さらに、大きくて気軽に持ち出せない。
ポシェットにもポケットにも入らない。
つまり、あまり使わなくなる。
ということで、最優先は小型軽量、レンズキット込み10万円未満APS-C機でお気に入りのブランド(メーカー)を選ぶという結論になるわけです!
一般人写真好きにとっては、カメラは使ってなんぼ!!
<番外編>

フィルム一眼はペンタックス、コンパクトフィルムカメラはキヤノン、低性能CCDセンサーコンデジはペンタックスを使用。
結局、ペンタックス/ニコン/キヤノンというブランド名が好きなわけです。
自動車も、国産ではトヨタ/ホンダ/日産しか購入したことがない。
まあ、私はブランドに関してかなりコンサバなわけですが、これは人それぞれだと思っています。
もしαシリーズが「SONY」ブランドではなく「ミノルタ」ブランドを継承していたら、私はきっとαシリーズを購入していたことでしょう。
そんなものです。
