先週木曜日のNHK・BS「クラシック倶楽部」は
「悠久薫る 歴史の響き〜横坂源 無伴奏チェロの調べ〜」でした。
曲目は
・無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010(バッハ)
・無伴奏チェロ・ソナタ(リゲティ)
無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008(バッハ)
無伴奏チェロと言えばバッハ。そのバッハ2曲の間に20世紀のリゲティをはさんだ構成です。
偉そうに「無伴奏チェロと言えばバッハ」と書きましたが、私が馴染みがあるのは1番だけで、今回のプログラムをちゃんと聴いたのはどれもほぼ初めて。
リゲティという作曲家は名前も知りませんでしたが、美しい曲でした。
演奏者の横坂源も初めて聴きます。
素晴らしい演奏でした。
そして、収録した場所も素晴らしかったです。
牛久シャトーの神谷傳兵衛記念館。
この演奏を見た瞬間、「ここ、行ってみたい」と思っていたら、うちの花見大好き奥様が「花見に行きた~い」と叫ぶので、二人の利害が一致。
昨日、出かけてきました。
寒かったですが、風もなく良い花見ができました。
牛久シャトーの庭園からの眺め
横坂源はここで弾いたんですね。
神谷傳兵衛という人の名前をまったく知らなかったのですが、日本のワインの歴史では欠かせない名前なんですね。
浅草の「神谷バー」「電気ブラン」というのは、彼が由来だそうです。