昨日は、新しいビッグバンドレッスンの体験会に参加するため、渋谷まで行ってきました。

 

 ↓ ハチ公前の桜

 

ネットでやっと見つけた音楽教室なのですが、ヤマハ系列ではないところが吉と出るか凶と出るか?

 

このレッスンは午前11開始だったのですが、同じ土曜日の別の時間帯でやっているクラスが2つあって、今回は3つ目のクラスの立ち上げらしいです。

 

今回の体験参加者はサックスばかり6人。

先生曰く「いつもこうなんですよ。でも、だんだん他の楽器も集まりますから」とのこと。吹奏楽の世界をまったく知らずに育ったのでびっくりしたのですが、サックスが一番人口が多いらしいですね。

 

他に、サポートメンバーとしてドラム、ベース、トランペット、トロンボーンが1人ずつ。

 

トランペットとトロンボーンはこの教室ですでにやっている他のクラスの先輩。そして、ドラムとベースはプロの方でした。

「リズムセクションはプロで」というのがここの教室のポリシーだそうです。

うん、それはうれしい! 前にやっていたバンドではリズム隊がけっこうキツかったですからね。管楽器がド素人でもリズム隊がプロだとまるでレベルが変わります。

 

さて音出しです。

 

この先生、前置きが長い。いろいろ熱く語るのですが、ちょっとそういうの苦手。いや、自分の若き教師時代を思い出してしまいます。若いうちって、情熱がある人ほどいろいろ詰め込みたくなっちゃうんですよね。

 

先生語録

「アンサンブルはこの音出しが大事」

「イチ、ニ、サン、シのニで息を吐いて、サンで息を吸って、シで準備して出す」

「音は、自分の目の前でなく、自分の音を聴いてくれる人に届くように」

「これはちょっと続けるのは無理かな~」と思いながらの音出し。

 

やったのがこれ。

この赤丸のところだけ。1小節全音符で伸ばして1小節休み。この繰り返し。

全員実音のB♭(アルトサックスだとG)を出すだけ。

 

ただし、ここからがミソですが、12小節のブルースパターンをベースとドラムが弾いてるのを全員で聴いて、2回目から一緒に音出し。

 

これが、魔法のような効果。

 

リズム隊がプロである理由がここにありました。

彼らの音を聴いているだけで乗ってきます。

 

それに合わせて先生の注意を心に留めて音を出していくと、なんということでしょう! ただ単純に同じ音を出しているだけなのに、全員の音がピッタリ合ってグルーブしてきます。

 

めっちゃ気持ちいい! こんなのは初めての体験です。

 

この後、「In The Mood」と「Take The A Train」をやったのですが、そんなのはどうでも良いくらい、最初の音出しだけでノックアウト。

 

迷いは消え、終了後すぐに入会申出込みしてしまいました。

 

月1回、1時間半のコースです。 今から楽しみです。