昨年に続き、守屋純子オーケストラの定期公演を聴きに渋谷に行ってきました。
「Future and Hope」という守屋さんらしいタイトルです。
MCの中でも言っていましたが、ほとんどの曲がこの1年間に書いた曲だそうで、そんな苦しい時代にもかかわらず、というより、だからこそかもしれませんが、明るい曲ばかりです。
第2部の4曲目、ベートーベンの「悲愴」でさえ、守屋さんの手にかかると、こんなに明るい曲だったっけ? となってしまいます。
あまり難しいアレンジをしないオーソドックスなスタイルのビッグバンドですが、その中で、第2部の2曲目、「Tango+1」は、4拍子にプラス1して5拍子のタンゴという面白い曲でした。
私のお気に入り、近藤和彦は、アルト、ソプラノ、ソプラニーノ、フルートと、4本も持ち替えで大忙し。曲の途中で何度も持ち替えがあるので途中で「次どれだっけ?」て顔してるように見えたのですが気のせいでしょうか。
今回は、アルトよりソプラノとフルート吹いてる時間のほうが長かったようです。
重厚なサウンドというより軽快なサウンドの曲が多かったからかもしれません。
この人のソプラノは美しい!
・・・とジャズのコンサートらしからぬなんとも和やかな気分にひたったコンサートでした。
・・・とハッピーな気分に浸っている一方、実は、私、このコンサートのチケット代をまだ払っていません。
今回は、守屋さんのホームページからチケットを申し込んだのですが、今どき何とも牧歌的な「チケットが届いたらお振込ください」という「後払い」!
ところが、届いた郵便にもホームページにもどこにも振込先が書いてないという有様。
何度も催促(って、お金払う側が催促してどうする?)してるのですが、未だに振込先がわかりません。
あれだけの名手を揃えたオーケストラメンバーのギャラは大丈夫?