待ちに待ったビートルズの「Get Back」が配信開始されました。

 

ディズニープラスで昨日の午後5時から3日連続です。

劇場公開の予定だったものをネット配信にして6時間分にするという、ディズニーの作戦。

 

この「午後5時から」というのは全世界同時配信にするための設定だったのでしょうか。

ディズニープラスはまったく不親切で、開始時刻がさっぱりわからない!

トップページに行っても全然わからず。

 

「あ、もしかしてツイッターで誰かが教えてくれるかも」とようやく気づいてチェックしてみると、ディズニープラスの公式ツイッターに「午後5時から」と出ていました。

 

私の頭の中には、こういう時の情報源としてツイッターというのはインプットされていないので思いつくまでえらく時間がかかりました。

SNS難民です。

 

昨日公開のPart1ですが、見始めたのが遅かったのでまだ最後まで見終わっていません。

 

最初の10分間はビートルズをよく知らない若い世代向けのイントロでしょうか。サッカー中継の松木安太郎のようなもの。「そういう素人向けの話はいいから」と思ってる人間には不要。

 

本編に入ってからの内容は最高です!

 

ほとんど余計な演出やカットバックを入れず、ひたすらリハーサル風景を流し続けてるのがいいですね。

これなら6時間と言わず、10時間でも20時間でもいい!

ただ、ビートルズを知らない世代にはつまらない映画かも。

 

こうやって彼らのやり取りを聞いていると、解散当時、私達が刷り込まれていたイメージとはだいぶ違いますね。

 

二人の間にはいろいろあったのでしょうが、ジョンとポールが一緒に歌いだすと、やっぱりこの二人は深いところでつながっていたんだなと思います。

 

ビートルズを一番続けたがっていたのはやはりポール。でも、一番辞めたがっていたのはジョンではなく、成長して独立したがっていたジョージなんじゃないでしょうか。やたらと上から目前で仕切りたがるポールに対して、「僕はもう子供じゃないんだ!」というジョージの反発がすごいです。

リンゴは大人でプロフェッショナルなので冷静。ジョンはやっぱり子供で、今一番大事なのはヨーコ。

 

アルバムには入っていない曲もたくさん演奏していますし、解散後に発表されたポールの「Another Day」とかジョージの「All Things Must Pass」とかまで歌ってるのが面白い。

 

Part1では、まだどういう会場で演奏するのか決まらないのですが、どうしてあのビルの屋上でやることになったのでしょうか。

この時点ではリビアのサブラタ円形劇場なんて案が出ていて、素晴らしいロケーションですが、「海外はイヤだ」とかいう意見が出て決まらず。

ここでやってたら、それはそれで面白かったのに・・・