先週の土曜日、目黒のBlues Alley Japanに本田バンドを聴きに行ってきました。

 

 

Youtubeチャンネルで頻繁にしゃべりや演奏を聴いているのでそんな気がしませんが、「本田雅人」としてリーダーライブを生で聴くのは初めてです。


コロナで2回も延期になって、やっと3度目の正直の開催です。

 

客席は圧倒的に中年(いや、実は私と大して変わらなかったりして・・・)の女性が多く、しかも前列のほうは皆さんお仲間のようでまるでジャニーズの親衛隊!

 

スタートは「Ciao!!」で元気よく! 

・・・となるはずが、まさかのトラブル。

キーボードが音が出なくてやりなおし。

 

しかし、ここで深刻な顔をせず、なごやかに喋りながら場をつなぐ本田さんのしゃべりは見事!

Youtubeでこの人のしゃべりは面白いというのはある程度わかっていましたが、いや想像以上に面白い! よくしゃべる!

 

この後の曲目は忘れてしまいましたが、2曲めはボブ・ジェームスに捧げた曲ということでフルートで吹いていましたが、たしかにボブ・ジェームスっぽい。

第1部はその後も、ソプラノ、NuRAD、EWIと次から次と楽器を持ち替えて演奏。このへんも本田雅人らしい。リコーダーでアンパンマンまで演奏したのにはびっくり。これもメチャ上手い!

 

Youtubeの「最新ウインドシンセ考察」でお勉強している私には、知っていることばかりでしたが、丁寧に楽器の説明もしてくれていました。

 

メンバーは、おなじみの則竹、須藤のスクウェア組リズム隊にギター梶原順という気心の知れた仲間。そこに初参加のキーボード友田ジュン。友田クンはDEZOLVEのメンバーで、この中ではグンと若い!

彼が本当に楽しそうに演奏している姿が微笑ましかったです。

 

このライブの日が本田さんの誕生日ということでお店からバースデーケーキがプレゼントされましたが、友田クンも11/10が誕生日ということで一緒にお祝いされていました。

 

肝心の演奏の中身のことに触れていませんでしたが、いや~すごい! キレッキレの演奏です。

この音のキレが本田雅人の最大の魅力と言ってもいいのではないでしょうか。 キメのリズム満載のめちゃくちゃ難しいことやってるのに、まったくそれを感じさせないバンドメンバー全員の技術もすごいです。

 

特に則竹さんのドラムはシャープでカッコいい!

 

最近私も練習中の「Twilight in Upper West」も吹いてくれましたが、バラードであってもナヨっとせずに聴かせてくれるのはさすが! なるほど、「めちゃ○○サックス」の某氏の演奏も素晴らしいですが、やっぱりその差は歴然。

 

この音を聴いてしまうと、ついハイバッフルのマウスピースを買いたくなってしまいます。マウスピース替えたからって、あの音が出るわけじゃないのはわかってるんですけどね。

 

時間制限が解除され、この日のライブは午後6時に始まって9時近くまで。

 

「演奏するほうも長いのに慣れていないからリハビリです」と本田さんも言っていましたが、この後もこれが当たり前になってくれるといいですね。