今日は、上野の東京文化会館小ホールで開催された「沖仁con朴葵姫 ギターコンサート」を聴きに行ってきました。

 

朴葵姫は名前はよく聞くものの演奏を聴くのは初めて。スペシャルゲストに大萩康司も加わるとあっては聴き逃すわけにはいきません。

 

第1部は沖仁のソロを3曲、朴葵姫のソロを3曲。

 

選曲もそれぞれフラメンコらしい選曲とクラシックらしい選曲で違いが際立って良かったです。

 

朴葵姫のギターは、いかにもクラシックギター! というオーソドックスな柔らかい音色ですね。

 

第2部は沖仁と朴葵姫のデュエットで3曲、沖仁と大萩康司のデュエットで1曲、3人で1曲(プラスアンコールで1曲)という構成。

 

こうやって同時に聴くと、3人の音色がそれぞれ違うのがわかって楽しいですね。フラメンコとクラシックの違いはかなりはっきりしていますが、同じクラシックギターでも、朴と大萩ではけっこう違います。

 

トリオで演奏した「アランフェス」は、ついつい途中でチック・コリアの「スペイン」に変わるのを期待してしまいましたが、今日はあくまでクラシック寄り。

この曲の大萩康司はすごかったです。なんか聴くたびにどんどん新しい魅力が発見できて、また聴きたくなります。

 

3人のギターの音に癒やされたひとときでした。