ショパンコンクールが始まりましたね。
1次予選通過者45人が発表されました。
45人の国別内訳を見ると、
さすが、ホームのポーランドが多いですが、アジア勢は一大勢力ですね。
日本が8人!それに続いて中国が6人。韓国、台湾も3人ずつ入っています。
日本人の1次予選通過者は以下の皆さん。
沢田蒼梧
進藤実優
反田恭平
角野隼斗
牛田智大
古海行子
小林愛実
京増修史
有名どころは皆さん無事通過しましたね。
ショパンコンクールのYouTubeチャンネルには1次予選の全員の演奏がアップされています。
全員のを聴く気にはなれないので、注目選手をピックアップしました。
私も含めてミーハーの一番の注目はやっぱり角野隼斗でしょう。
美しい演奏でした。ちょっと今までの私のショパンのイメージを覆す感動的な演奏でした。
大拍手です。
「いまさら出るんだ?」って感じの反田恭平。
「これぞショパン!」という演奏でした。
選曲自体、角野隼人と比べるとはっきりと「ショパン」を選んでる感じがします。
ただ4曲目のスクルツォを聴くと、そこに「現代」、(もしかしたら「反田?)」の味がします。
これは好みが分かれるかも・・・
今年の2月に生演奏を聴いてなかなか良かった牛田智大。
2月のコンサートの時にもうっすら感じたことですが、彼は割と残響の長い響きが好きなのかな。ピアノはヤマハを選んでいましたが、私の勝手な先入観では、スタインウェイとかカワイのイメージ。
逆に、スタインウェイを選んだ角野隼人の響きのほうがヤマハっぽい感じ。
3曲めのエチュードが素晴らしい! って、曲がやっぱりすごく良いから誰が弾いても素晴らしい、ってのもありますが。
「今度こそ」の小林愛実。
大人の演奏ですね。
敢えて難しい曲を選んでいる印象ですが、相当自信があるのでしょう。コンクールであることを忘れさせる演奏です。
1音1音の響きが美しい!
4曲目のスケルツォは私の好みの演奏でした。
どれも素晴らしい演奏で、とても私などが優劣をつけられるわけがありません。
試しに、落選した某日本人の演奏も一人聴いてみましたが、どこに当落線があるのかまったくわかりません。
落ちてしまった人も、突破した人も、それぞれ次のステップで輝いて欲しいと思います。