今日は月2回のジャズ・アンサンブル・レッスンの日。

 

しかし、仕事で無念の欠席です。

しかも、断れる仕事だったのに、昨日の朝、いきなり「大丈夫」と聞かれて、レッスンのことが念頭に無くて、ついうっかり「大丈夫です」と答えてしまった・・・・・・

 

うーん、とっても残念!

 

気を取り直して、日経新聞でも読みましょう。

 

「こころの玉手箱」という、いろいろな人の「宝物」を紹介するコーナーがあります。1週間サイクルで書く人が変わるのですが、今週は脚本家の東多江子さんです。昨日のタイトルが「愛用のタップシューズ」。

 

タップの名手、セヴィアン・グローバーが使っているものと同じものだそうです。

 

セヴィアン・グローバー? 初めて聞く名前です。

YouTubeで探してみました。

すごいです!

 

「こころの玉手箱」のほうに戻りましょう。

 

本文をあまり長く引用するといろいろ問題がありそうなので、途中を少し。

 

『さて、タップをやってるというと、たいがい2つの質問が打ち返される。

 

「どうしてタップなの?」

 

これは難儀だ。フラダンスをやってる人に、「どうしてあなたはフラを踊るのか」なんて聞かないでしょう?

 

「何年ぐらいやってるの?」

 

これはさらに難儀な質問。

 

「うーん、5年ぐらいかな」

 

いつもそう答えることにしている。正直に答えて、よほど上手(うま)いと思われても困るから。「5年かな」と答えて、もうゆうに10年は経っている……。』

 

---------- 中略 ----------

 

『そして必ず頭をよぎるのは、「下手の横好き」という言葉。決して上向きに延びていかない、現状維持の成長曲線に「横好き」という言い方はぴったりではないか。』

 

この感じ、わかるな~。

 

東多江子さんは1954年生まれなので私とほぼ同年代。歳をとってから始めたものは、本当に上に伸びて行かないんですよね~。

 

私の場合、サックスはまだ1年半しかやっていないので、誰かに聞かれたら(めったに聞かれることはありませんが)正直に答えられるのですが、テニスのほうは30年くらいやっているのに

「その程度?」って思われてしまいそうで、ごまかしたりします。(筋力、心肺機能、反射神経、すべてが衰えているので、「現状維持」どころか、下降曲線をたどっています。)

 

でも、この歳になると、成長するかどうかより、「死ぬ前にやっておきたい」気持ちのほうが強くなるんです。

 

新しいチャレンジはサックスが最後かな~、なんて思ってはいますが・・・

 

本日の名盤

チャック・マンジョーネ「Feel So Good」(1977)

01 Feels So Good
02 Maui-Waui
03 Theme from 'Side Street'
04 Hide & Seek (Ready or Not Here I Come)
05 Last Dance
06 The XIth Commandment

 

このジャケット写真の表情そのものの暖かくてやさしい音を聴かせてくれます。