こんばんわ!シューケーキのシナリオ担当、シューです!


突然ですが、皆さんは山月記』というお話をご存じでしょうか。


私は高校時代の現代文の授業でお世話になったのですが…


≪簡単なあらすじ≫
唐の時代に袁傪っていう役人が、山の中で人食い虎に襲われそうになっちゃって大ピンチ☆
でもでも実はその虎、李徴っていう元人間で袁傪のお友達だっていうから更にビックリ☆

___と、ファンタジー要素の強いお話なのだけど…


李徴が虎になったいきさつはマジでファンタジーでした。



何者かの声
に惹かれて山中に入り、気が付いたら虎になっていたとか…



もうね、何者かって本当に何者だよ!と…




当時の私は未知への興奮が収まりませんでした。



___で、虎になってしまった李徴はどんどん人間の意識が無くなって本当の虎に近づきつつあるのを自覚してて、袁傪に自分が記憶している詩編を書き記してほしい事、残してきた妻子の援助を依頼して、立ち去っていくという内容なんですね。





……何故、いまこの場で山月記の話をするのか?


ええ。もちろん理由はございます。

 



実は今日、仕事がお休みだったので…長らく放置していた倉庫のお片づけをしてたのです。
もう年の瀬ですからね…


で、片づけてたらランドセルやら中学時代の教科書やら色々出てきて、


うっわ、懐かしい!
とかニヤニヤしながら片づけを始めていたところ…




とんだ爆弾が隠されていたのですよ…








はい、このメモ帳。中を開くと…






……カンの良い人なら、もう分かるかな。

実はこれ…シューが高校時代に書いた、

山月記の二次小説
なんです…



これを倉庫で見つけた時は、最初何の事を書いているのか全然分かりませんでした…


だって、主人公が女の子だったから。


あらすじを見ても分かりますが、あくまで山月記は袁傪と李徴の対話がメインであり、


女性は一切登場しません。



でも、この二次小説を読み進めて行って、私は納得しました。



そして、当時の気持ちが蘇ってきましたよ…


李徴さんを幸せにしたい!!




だってあんな終わり方だと、李徴さんは一生虎のまま過ごしていくことになる訳で…

人間から虎になった理由が、何者かの声に惹かれて山中に入ったってだけじゃあ納得いかないってもんですよ。

まぁそれがファンタジーってものなのですが…

でもでも、国語の教科書に載るようなものが、生徒の胸にモヤモヤ感を残したまま終わってしまってはダメでしょう。



李徴さんが可哀想!
残された家族が可哀想!!




…そんな当時のシューが切なる願いを込めた二次小説のあらすじですが…



主人公はちょっと
気が強くて疑い深くて捻くれた女の子。
突如現れて母親や弟の世話をし始める中年男(袁傪ね(^_^;))に対して疑念を持ちます。
母親や弟は、良くしてくれている袁傪に好意的で、彼に対して冷たく当たる主人公を注意したりしてくるのだけど、主人公は

「なんでそんなすぐに他人を信用できるんだろう、私が家族を守らなきゃ。っていうか親父は本当どこ行った?」

彼女なりの愛情で家族を守るべく父親(李徴です(^_^;))を探す旅に出る。


…という感じの内容で始まってて、全部読んでみたけど、うん…



私って、昔からツンデレ大好だったんだなぁと

だって、途中で虎になった李徴から助けてくれる男の子が出てくるのだけど、
そいつに対する主人公の反応がもう、ね…



主「ちょっと…あんた、距離近すぎっ!」
主「馬鹿じゃない!?別にあんたのためなんかじゃ…だから近づくなってば!」

___などと、もう読んでて恥ずかしくなってくるぐらい典型的なツンデレでした。ちなみに男の子はちょっと不思議ちゃんで、人との距離感が分からない、人懐っこい性格の子でした。


ぬかりなく恋愛も絡めているあたり、当時から乙女ゲー愛好家だった私らしいといいますか…


といっても、あの頃は乙女ゲー自体、あんまり普及してなかった頃なので…


携帯機での乙女ゲーなんて無かった時代だったから、親が寝静まった夜中に、恋愛要素のある『牧場物語』とか『金色のコルダ』を密かにしてたのは良い思い出。



あと、ファンタジー好きなのも昔から変わっていないようですね…


男の子が実は仙人の弟子で、李徴が聞いたという何者かの声ってのは男の子の師匠で、李徴を元に戻すには2匹の魔物を倒さなくてはいけないという

なんだかRPG風味も加わった内容でした。



一番笑ったのが、この2匹の魔物の名前なんですがね…


≪臆病な自尊心≫
黒猿奇(コクエンキ)

≪尊大な羞恥心≫白清狐(ハクシンコ)


イタいっ!イタすぎるよ!!


当時から厨二病をこじらせていたシューです。


でもでも、白清狐の『清』を『シン』と呼ばせてるあたりに中国っぽい感じが出ててグッジョブとか思ったり…いや、なんでもないです。



というか、授業を面白半分にしか聞いてなかったみたいですね…


二匹の魔物の名前にくっついてる二つ名≪臆病な自尊心≫≪尊大な羞恥心≫とか、一体どこからこんな単語が出てきたんだろうと思って調べてみたら、これらって…

物語の重要なキーワードでした。



テストでも頻出問題なんだって。

「臆病な自尊心と尊大な羞恥心が具体的な行動として書かれている部分を抜き出しなさい」とかで。


そんなキーワードを私は魔物の二つ名なんかに使ったりしちゃって…

ほんと作者に謝れって感じですよね。

ええ分かります。ごめんなさい。


ちなみに授業中以外でこういう作業をした覚えがないので、これらは全て授業中の生産物です。

先生、ごめんね!



といった感じで過去の懺悔も終わったところで、キリもいいので今回はここらへんにしようかな。

あ、ちなみに二次小説の最後しっかりハッピーエンドでしたよ。


李徴さんも人間に戻れたし。袁傪と熱く抱擁をかわしてました。

悔い改めて改心した李徴さんには、これから多くの友人が出来る事でしょう。


そして私にしては珍しく、主人公は男の子と友達以上恋人未満な関係で終わっていたのだけれど…

まぁこの二次小説は、李徴さんを幸せにするのが目的だったのだし、これで良いのかなと。

当時の私も同じことを考えていたのでしょうかね…?



あと、この記事を書いててちょっと思い出したのですが…

伊豆の踊子っていうこれまた現代文の授業でやってた物語があるんですが…

これも終わり方に納得できなくて、授業中にガリガリ書いていたなぁと。


まぁ、幸いにも今回の掃除では見つかりませんでしたが\(^o^)/


そんじゃあ、また次回!!