【スイーツ】福岡・住吉の洋菓子店「ラヴィアンローズ」。見た目のインパクトが華やかしいお菓子の数々 | たみ散歩~いつでもどこでも働ける、フリーランスという生き方~

【スイーツ】福岡・住吉の洋菓子店「ラヴィアンローズ」。見た目のインパクトが華やかしいお菓子の数々

ひとことで言うと"華"。スイーツにとって"華"は非常に大事な部分であり、お味だけでなく見た目やその付随する空間をも含め煌びやかであり、どんな新しい作品をクリエイトするかもシェフの腕前にかかります。

オーナーの小田信也氏は、福岡県福津市出身で10年間、ホテル日航福岡でパティシエとして、6年間、中村調理製菓専門学校の講師としてキャリアを積み今から12年ほど前の2005年7月にここ博多区住吉の地に「ラヴィアンローズ」をオープンしました。

店内に入ると、定番の焼菓子のマカロンだけでなく、飴やショコラの細工も得意とし、ブライダルやギフトなど、味はもちろん、見た目のインパクトも十分なお菓子がショーケースに並びます。

まずはまさに四角いブロックケーキという名が相応しい「キャレメリーズ」。

 

キャメレリーズ 220円

 

四角いシュー生地に軽いシブーストクリームを詰め、表面をキャラメリゼされた作品です。

フォークでその四角い断面を一刀両断し、口に含むと非常にしっとりとした印象を受けます。よくあるサクサクとした感触ではなく雨に濡れたウェットレースを走っているという印象でしょうか。

シュー生地がしっとりしているのでキャラメリゼに関しても、なにかベトベトしたずっしりと重たいケーキというお味がいたします。
こちらはお馴染みのシュー。

 

シュークリーム 180円

 

キャラメルとメープル香るクリームをしっかりとした仏産小麦粉を使ったクッキーシューとのことです。シュークリームは、注文後にクリームを注入する方式なですが、相変わらず皮がしっとり。しっとりとした生地も用途によってはいいんでしょうけど、岩シューのようなインパクトがあるわけでもなく、クリームにとっても尖ったまろやかさを持ち合わせているわけでもない。中にクリームがぎっしり入っているのがお得感はありますかね。

定番のモンブラン。

 

モンブラン 550円

 

イタリアン産、熊本産、徳島産、三種の栗をブレンドしたモンブランは、中にマロングラッセが入っております。しかしビターな深いコクのある味わいを受けるわけでなく、ほんのりた洋酒の甘い味わいがするわけでもない。何かもうちょっと拘りが全体的に欲しいところです。

本当は最上級ショコラを使用した「金のコスミック」と赤いフルーツをたっぷりと使った「タルトフリュイルージュ」を紹介したかったのですが、自宅へ持って帰る途中に崩壊していまいました・・・。

如何でしょうか。バラ色の人生をテーマにとする鬼才パティシエ・小田信也シェルの「ラヴィアンローズ」。最近はミャンマーにも出店し、挑戦的なスタイルを見せることでも知られます。

このお店のポテンシャルであれば、もっとクオリティを高めることもできるはずなので、"芸術"と呼ぶに相応しいスイーツの領域をとことん突き詰めて欲しいですかね。

 

 

店名:ラヴィアンローズ (LA VIE EN ROSE)
住所:福岡県福岡市博多区住吉4-28-1
TEL:092-441-8555
営業時間:10:00~22:00
定休日:不定休
備考:

【味】
★★★☆☆
【価格】
★★★☆☆
【雰囲気】
★★★★☆
【サービス】
★★★☆☆
【混雑】
★★★☆☆

 

written by たみと(たー)